Workplaceの新機能
2019年5月
2019年もほぼ半ばになりました。引き続きさまざまな製品の改良をリリースしていきます。今月のハイライトには、ファイル共有やWorkplaceチャットの大幅な改良が含まれています。管理者の設定機能の一部も簡素化されています。今月発表されたWorkplaceの新機能をご覧ください。
ファイルのコラボレーションが簡単に
ファイルはコラボレーションの中核をなすものです。適切なファイルやコンテンツの共有と発見を実現することは、業務を成し遂げるうえで重要になります。ファイルの共有や検索をより簡単に、柔軟に、効率よく行えるようにする多くの新機能を導入しました。新機能の一部を紹介します。
- デスクトップやクラウドプロバイダー(Dropbox、Box、Sharepoint、OneDrive、Googleドライブなど)から投稿に複数ファイルを添付する
- コメントにファイルを追加する
- Workplaceチャットメッセージにファイルを追加する
- ネイティブアプリに近い、Microsoft Sharepoint、OneDrive、Googleドライブファイル選択ツール
- グループにフォルダーをリンクする
- 新しくなったWorkplaceの改良された[ファイル]タブ
チャットで必要な情報を見つけやすくする
チャットは今日のコミュニケーションの取り方や働き方の柱となっていますが、すぐに煩雑な場になる可能性があります。Workplaceチャットは、新しい未読行と[シェアされたコンテンツ]タブにより、重要な情報に焦点を合わせるうえで役立ちます。

Workplaceチャットの変更点
新しい[シェアされたコンテンツ]タブを使うと、チャットスレッドでシェアされたファイルや動画を1か所で簡単に再び見つけることができます。いずれかのチャットのメニューに移動し、シェアされたコンテンツを見つけるだけです。
チャットスレッドを開くと、スレッドで読んだ最終メッセージが表示されるようになりました。Workplaceチャットでは、未読メッセージの数を示すために区切り線も表示されます。このような改良は近日公開予定のWorkplaceチャット機能拡張の先陣を切ってリリースされています。

Workplaceチャットでファイルを見つける
スケジュール設定できる「通知をミュート」機能で休息を取る
Workplaceを使うと、場所を問わず作業しながら、これまで以上につながりを感じることができます。ただし、常につながっていなければならないわけではありません。適切なワークバランスを取ることができるよう、Workplaceに「通知をミュート」の時間を指定できる機能を追加しました。
「通知をミュート」は不在時には通知し、忙しいときや退席中に受信したチャットや動画、音声通話をミュートします。仕事が終わった後や休暇中に、定期的に通知をミュートするスケジュールを設定し、つながりを断って休息する時間を確保できるようになりました。
通知をミュートするスケジュールを設定するには、Workplaceの左下にあるプロフィール画像をクリックし、[通知をミュート] > [[通知をミュート]のスケジュール]の順にクリックします。従来のWorkplaceのデザインを利用している場合、Workplaceチャットに移動して、歯車アイコン > [通知をミュート]の順にクリックします。
[通知をミュート]を終日オンにするか、曜日ごとにオンにする時間帯を設定できます。スケジュールに加えて、集中したい時間帯に[通知をミュート]をオンにできます。スケジュール設定できる「通知をミュート」機能は近日中にすべての人にご利用いただけるようになる予定です。詳しくはヘルプセンターをご覧ください。

スケジュール設定できる「通知をミュート」
改良されたアカウント管理ツールで管理者の仕事を楽にする
Azure ADとG Suiteを使った属性マッピング
AzureとG Suiteとの新しいネイティブな統合の設定を導入しました。これにより、Azure ADまたはG Suiteのプロフィール属性をWorkplaceにマッピングできるようになります。つまり、Workplaceを離れずにAzure ADやG Suiteを使ってWorkplaceユーザーをより簡単に管理できるようになりました。

Azure ADとGoogleドライブ用の他のツール
Azure ADまたはG SuiteをWorkplaceコミュニティに接続すると、アカウントが自動的に同期され、入社または退職する人が出た場合にWorkplaceですぐに更新されます。この機能について、詳しくはこちらのヘルプセンター記事をご覧ください。