Workplaceの新機能
2019年11月

最新のWorkplace製品発表と機能のリリースについて一挙にご紹介します。

今月は、ご要望の多かった自動動画キャプションとカスタムバッジの2つの新機能をリリースしました。管理者用パネルにも、二段階認証やSSOの大幅な強化といった新たな機能を追加しています。

自動動画キャプション

自動動画キャプションが登場

Flowでの発表後、自動動画キャプション機能が全利用者向けにリリースされました。動画は効果的なコミュニケーションの手段であり、多くのWorkplace利用者がますます動画を活用するようになっています。ただし、動画コンテンツが常にすべての人にとって便利で使いやすいものであるとは限りません。自動動画キャプションを使用すれば、誰でもWorkplaceで動画のキャプションを生成でき、聴覚に障がいのある人が動画を利用しやすくなるとともに、いつでもどこでも簡単に動画を視聴できるようになります。

キャプションは数クリックで追加でき、公開前に編集できます。自分で作成したキャプションをアップロードすることもできます。現在動画キャプションはWorkplaceにアップロードした動画に対応しています。ライブ動画への適用はまもなく開始されます。

詳しくは、Workplaceヘルプセンターをご覧いただくか、 カスタマーリソースセンターで動画で組織とつながるためのガイドをご覧ください。

自動キャプションで動画を利用しやすくしましょう。

カスタムバッジ

カスタムバッジで独自の企業価値を表現

今年に入ってから、Workplaceでは社員を評価し、組織全体に強いつながりを築くためのバッジ機能をリリースしました。このたび、組織が独自のバッジを作成し、社員に贈ることができるようになりました。カスタムバッジは、社員が達成した成果を認め、独自の企業価値を示す手段になります。さらに、バッジを贈るプロセスを効率化するため、ファイルをアップロードして一括でバッジを授与できる機能を追加しました。

カスタムバッジとバッジの一括授与に加え、管理者が各バッジを管理するための切り替えボタンも追加しています。管理者は、Workplace画面の左上にある管理者用パネルにアクセスしてバッジをクリックすると、社内のすべてのバッジを確認できます。

カスタムバッジは現在導入中であり、年内にはすべての組織が利用できるようになります。

詳しくは、Workplaceを利用した評価に関するガイドをご覧ください。

カスタムバッジで社員を評価し、強いつながりを築きましょう。

ワイド画面でのWorkplace

ワイド画面でのWorkplaceの利用が簡単に

Workplaceではインターフェイスを固定するアップデートを行い、1,920ピクセルよりも大きな画面を使用する際の操作性を向上しました。これについては、ワイド画面でWorkplaceを利用する多くのお客様からご要望をいただいていました。

今回のアップロードによって、ワイド画面におけるWorkplaceインターフェイス内の余白が少なくなります。また、グループのカバー写真が最大サイズで表示されるようになるため、カバー写真が高解像度ディスプレイでどのように表示されるかを予測しやすくなります。さらに、表示オプションの設定を導入しており、新しいビューのオンとオフを切り替えることができます。

二段階認証

二段階認証を強化してコミュニティを保護

二段階認証は、以前からWorkplace利用者のアカウントの安全性を高める手段として利用いただいていますが、二段階認証を有効にするのは各利用者に委ねられていました。そこで、システム管理者が全社員またはコミュニティ内の指定したユーザーセットに対し、二段階認証を有効にできる新機能をリリースしました。

この機能は現在導入中であり、12月中旬にはすべてのWorkplaceで利用できるようになります。これは、管理者用パネルの[セキュリティ]セクションにある二段階認証というタブから設定できます。二段階認証の詳細と、コミュニティに対して二段階認証を有効にする方法については、ヘルプセンターをご覧ください。

システム管理者が二段階認証を有効にできるようになりました。

複数のSSOプロバイダー

複数のSSOプロバイダー

認証を管理するために複数のアイデンティティプロバイダー(IDP)を利用している組織もあるでしょう。これまでWorkplaceでは、インスタンスごとに1つのシングルサインオン(SSO)プロバイダーにのみ対応していましたが、より適切に認証を行うことができるよう、組織のWorkplaceコミュニティを複数のプロバイダーに統合できるようになりました。この機能をご利用になれるのは、エンタープライズプランのお客様のみです。

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