Workplaceの新機能

2016年10月、当社は明確なミッションを掲げてWorkplaceを始動させました。世界中の人に共同作業の場を提供するというミッションです。以来、世界中から(南極大陸を含めて)30,000を超える組織が当社に賛同して、より優れた斬新な働き方の実現を共同で模索し続けています。

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分
workplace updates - Workplace from Meta

2016年10月、当社は明確なミッションを掲げてWorkplaceを始動させました。世界中の人に共同作業の場を提供するというミッションです。以来、世界中から(南極大陸を含めて)30,000を超える組織が当社に賛同して、より優れた斬新な働き方の実現を共同で模索し続けています。

つまり活用方法の事例は、すでに数千も存在するということです。それはお客様やパートナー企業が、社内のチーム同士をつなぐための新たな手段を切実に求めているということの表れでもあります。人がより効率よく仕事を進めるための場を提供したいと、企業が考えるのはなぜでしょうか。

たとえばStarbucksは、世界中の店長全員を本社に直接つなぐ方法を探していました。今までにはなかったことです。またSave the Childrenの職員は国境や言葉の壁を越えて、目の前の相手に手洗いを強く勧めなければならない場面に何度も直面していました。

こうした例こそが、まさに当社にとってのヒントとなるのです。パートナー企業やお客様からは、どうすればWorkplaceで仕事の世界に変革をもたらすことができるのかという点について、無数のアイデアをいただいています。当社は素晴らしいアイデアを耳にすると、すぐに動いて製品チームやエンジニアリングチームと共有します。

構築してテストする、それを何度も繰り返します。というのも、Workplaceがたどるべき道のりの中で私たちはまだ1%しか進んでおらず、常に改善できるものと当社では考えているからです。

だからこそ、フィードバックをくださるすべての方に感謝しています。いただくアドバイスこそが、ビジネスの未来を創る一助となるのです。

Workplaceを初めて発表した後、何度かアップデートを実施しましたので、その間に追加した機能を以下にいくつかご紹介します。

作業を迅速化…

Work Chatは、デスクトップ(PC)からもモバイル端末からもインスタントメッセージや通話ができるという機能です。作業を迅速に進めるのに役立つボットをいくつか構築し、つながりとエンゲージメントに役立つリアクションとメンションを追加しました。またGIFを使うこともできるので、社員は言葉で言い表しきれないことも表現できます。

作業や処理を加速させるボット

作業や処理を加速させるボット

Workplace内でボットを構築し、シンプルなワークフローをさらに加速できます。フィードバックの共有やオフィスリソースの予約など、日常的なタスクの多くがスピードアップします。また、Work ChatやWorkplaceグループで、社員と話したりコンテンツを共有したりできる強力なボットを構築することもできます。また、ボットが質問に回答し、ユーザーに代わってアクションを実行することもできます。

当社のお客様やWorkplaceのパートナー企業は、すでにいくつかの優れたボットを構築して配備しています。人事チーム(HR)がWork Chatを使用して社員の「今の気分」を調査するためのMood-O-Meterはその一例です。複数のチームや地域にわたる、シンプルでスマートなインタラクションが実現できます。

リアクションとコメント

リアクションとコメント

リアクションとコメントはWorkplaceでも利用できます。Work Chatのメッセージへの反応にも、使い慣れたさまざまな表現が使えます。たとえば超いいね、いいね、すごいねなどのリアクションです。「大事だね」や「ひどいね」で、悲しみや怒りに共感を示すこともできます。また、イエスかノーの絵文字で済ませることも可能です。

こうした仕掛けを使って、メッセージに対する気持ちをスピーディに表現したり、アイデアについて合意を得たりすることができます。

作業の依頼はメンションで

作業の依頼はメンションで

誰かの注意を引きたい場合は、コメントやメッセージの中でその人にメンションできるようになりました。メンションされた人がその発言を見逃さないように、Workplaceからその本人に通知が送信されるので、業務が滞ることはありません。

Work ChatとコメントでGIFの利用を認める

Work ChatとコメントでGIFの利用を認める

言葉だけではうまく伝えきれないことがあります。そんなとき、Work ChatとWorkplaceのコンポーザーのボタンを使って、その場に合うGIFを探してプレビューで確認するのも一手です。くどくどと言葉を連ねるよりもGIFを1つ使う方が説得力があるかもしれません。

全員をつなぐ…
ライブ動画で一体感を

ライブ動画で一体感を

ストリーミングのチームミーティング、Q&Aセッション、全社会議は、ライブ動画で組織の全員をつなぐ方法の中のほんの一部です。そこで2016年後半に、Workplaceのライブ動画をデスクトップでもモバイルでも利用できるようにしました。

そしてこのたび、ライブAPIも追加しました。つまり、プロフェッショナルグレードの動画キットを公開しました。Workplaceをご利用のお客様は、当社の制作パートナーのサポートを受ければ、完璧な配信が可能です。

ライブ動画の詳細については、こちらをご覧ください。

Org Chartで社員を検索

Org Chartで社員を検索

組織内で適切な人員を見つけることが難しい場合があります。そのため、組織構造を視覚化し、スタッフやチームを見つけやすくするOrg Chartを新たに作成し追加しました。

Org Chartは、組織内の全員を図示したうえで、図上の操作で新たなチームのメンバー構成などを検討することができる、インタラクティブなビューです。ある社員をクリックすると、その人が所属する部署の表示に移動できるので、その部署の詳細を確認できます。

また、スマート検索を使用して同僚を探すこともできます。Org Chartでは、役職、部署、ロケーション、氏名などのエントリを組み合わせて検索します。たとえば「ケリー 販売 ロンドン」のように大まかな語句で検索することで、目当ての情報にたどり着くための正しい方向が見えてきます。また、Org Chartで見つけた人物については、すべての連絡先情報が表示されるので、そこから以下の方法でその人に呼びかけることができます。

  • Work Chatメッセージを送信
  • Workplaceでフォロー
  • メールを送信
機能は他にもまだたくさん…

Workplaceグループは、アイデアを共有したり、質問をしたり、プロジェクトについて話し合ったりする方法として最適です。小規模のチーム内プロジェクトから全社規模の情報共有グループまで、どんな目的にも合うグループを作成できます。ここからは、グループの利用による生産性の向上をサポートする目的で追加された機能をご紹介します。

Workplaceとシームレスに連携

Workplaceとシームレスに連携

OneDrive、Google Drive、Salesforce、Box、Dropbox、Quipのファイルを Workplaceグループの同僚と簡単に共有できます。投稿時にドキュメントがプレビューとして表示され、ファイルタブを使用してドキュメントを整理し、誰が何に取り組んでいるかを確認できます。文書管理に関する連携の範囲についての詳細は、こちらをご覧ください。

WorkplaceはクラウドIDプロバイダーにも接続します。つまり、Workplaceの管理者は一元的にWorkplaceコミュニティを管理できます。氏名やプロフィール写真などのユーザーの主要な詳細情報を自動的にインポートすると、ユーザーの追加と管理が簡単になります。

また、社員が入社または退職した場合、あるいはクラウドIDプロバイダーの情報が変更された場合には、Workplaceでもその情報が更新されます。人事管理の連携の詳細については、こちらをクリックしてください。

複数企業グループによるコラボレーション

複数企業グループによるコラボレーション

職場でのタスクには多くの場合、他の組織の人々との作業が伴います。複数企業グループを使用すると、安全なグループを作成し、その中で投稿、写真、動画、文書を誰でも共有できます。これはWorkplaceアカウントを持っていない人物がいても可能です。当社のお客様は複数企業グループを使用して、ベンダー、代理店、契約スタッフとの作業をこなしています。

複数グループによる文書作成

複数グループによる文書作成

グループ内でWorkplaceの文書を作成すると、グループメンバー間のみで共有できるようになりました。他のユーザーが文書を編集できるようになり、共同作業が簡単になります。下書きを書いたり、リッチテキストで書式設定したり、写真を追加したり、動画を埋め込んだりすることもできます。

…そしていまではWorkplaceスタンダードが使われるようになりました。ご利用は無料です。

最後に、今年3月にWorkplaceスタンダードがスタートしました。Workplaceのコラボレーション機能は少数精鋭の企業やチームでも好評ですが、そうした小規模な組織では、管理コントロールについては実装されているものすべてが必要とは限りません。

そういう声に応えたのがWorkplaceスタンダードです。コミュニケーションツールや生産性ツールなど、チーム規模で好評のツールがすべて完全に無料でご利用いただけます。Workplaceスタンダードの詳細については、こちらをご覧ください。

感謝の気持ちを込めて

こうした点をアップデートできたのは、Workplaceを早期に導入したお客様がいてくださったからです。そのおかげで世界中に共同作業の場を提供できるようになりました。次はどのような展開になるかと大いに期待しています...

ご興味がおありですか?Workplaceをチーム(または組織全体)で試せる90日間の無料トライアルをこちらからご利用ください。

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