Workplaceパイオニアとは、世界中の最も先進的で洗練された最高Workplace責任者の皆さんのことです。この新シリーズでは、彼らがなぜWorkplaceを選んだのか、そしてWorkplaceが組織に与えている影響について学びます。

今回は、EimskipでWorkplace導入の原動力となったチームを率いるOlafur Hand氏にお話を伺いました。

アイスランドでEimskipが創立されたのは、今から100年以上前のことです。現在では、20か国以上で60以上のオフィスを構え、世界各地のスタッフが船舶、オフィス、ドック、道路、ターミナルなどで働いています。

世界各地に散らばった社員が国境やタイムゾーン、チームを越えてコミュニケーションを進めるにはどうすればよいのか?

Olafur氏と彼のチームは、この疑問に対する答えを見つけることで、組織のつながりを深めることを目指しました。

双方向のコミュニケーション

双方向のコミュニケーション

「それまで使っていた社内ウェブは、まったくの一方通行でした」 とOlafur氏は言います。「常に上意下達のコミュニケーションでした。下から上へ、が必要だったのです」

そして、すでにさまざまなソーシャルメディアツールを使って仕事をこなしていたEimskipの人々にとってWorkplaceの導入が自然な流れであることにすぐに気がつきました。

「Facebookの非公開グループは以前から利用していました」とOlafur氏は言います。「そのうちに、RBSがすでにWorkplaceを導入したと聞いたのです。『うちはまだなのか?』と私は言いました。Workplaceの導入は単純に次のステップとして自然な流れでした」

Facebookの非公開グループは以前から利用していたため、Workplaceの導入は単純に次のステップとして自然な流れでした

Facebookの非公開グループは以前から利用していたため、Workplaceの導入は単純に次のステップとして自然な流れでした

とにかく使ってみる

とにかく使ってみる

Olafur氏と彼のチームが自信を持って漕ぎ出したWorkplace展開に向けた旅路は、すぐに結果をもたらしました。

「一番いい方法は、とにかく飛び込んで泳ぎ始めることだと思うんです。習うより慣れろです」Olafur氏はこう語ります。これが功を奏しました。

「導入開始当日から世界各地の従業員が早速利用を開始している様子がわかりました。初めての操作でも周りと力を合わせて対応していました。プラットフォームを展開したとき、世界中でパーティが催されたのです」

オフィスからドック、橋まで、人々はどこにいてもプラットフォームに参加することができるようになりました。

オフィスからドック、橋まで、人々はどこにいてもプラットフォームに参加することができるようになりました

オフィスからドック、橋まで、人々はどこにいてもプラットフォームに参加することができるようになりました

「そのような光景は初めて見ました」とOlafur氏は言います。「人事担当者は私とハイタッチして、これは絶対に使うべきだと言いました」

Workplaceの導入というチームの決断から、力強い新しいコミュニティの形成という結果がもたらされたことを、Olafur氏はその時初めて実感したと言います。発見の瞬間です。「その後も、いくつもの発見を繰り返してきました」と同氏は付け加えます。

ファーストレスポンダー

ファーストレスポンダー

その中の1つとして、それまで叶わなかった方法で、グループでのコミュニケーションが可能になったことが挙げられます。危険と隣り合わせのこの業界で、「ファーストレスポンダー」のグループがEimskipのコミュニティにとって重要な存在になったことは、驚くにはあたりません。

「Workplaceの興味深い使い方の1つにファーストレスポンスチームの存在があります。船上で何かが起こったときや、トラック運転手が事故を起こしたときに、社員はこの重要な情報を共有するためにWorkplaceグループを活用しています。事件について知る必要のある人は、すぐに情報を得ることができます」

コミュニケーションの新航路を切り開く

コミュニケーションの新航路を切り開く

海運は古い産業であり、動きが遅いこともあります(船と同様に、方向転換はゆっくりです)。しかし、Olafur氏は、EimskipでのWorkplace導入の決定が、組織としてのコミュニケーションのあり方に劇的な変化をもたらしていると考えています。

「私たちのような大企業では考えられないくらい、情報の伝達が早いのです」と同氏は語ります。「社員の働き方がよりインタラクティブになりました。物事に対して意見を持つ人が増え、また以前より自由に議論しやすくなりました。また、意見に対する批判も受け入れられやすくなっています」

こうした変化が、より充実した会話とオープンな対話を促しています。プロジェクトの推進と生産性の向上に役立つ建設的なフィードバックやインプットに貢献しています。

一番の驚きはWorkplace効果がビジネス全体で起こっているということ。経営幹部から末端まで、そしてあらゆる部署で。

一番の驚きはWorkplace効果がビジネス全体で起こっているということ。経営幹部から末端まで、そしてあらゆる部署で

一番の驚きはWorkplace効果がビジネス全体で起こっているということ。経営幹部から末端まで、そしてあらゆる部署で

「ドックの作業員は、組織の他のレベルで起こっていることに、以前より関与するようになりました。経営トップは、あらゆるレベルで起きていることに、より深く関与するようになっています」

Olafur氏はEimskipにおけるWorkplaceパイオニアとしての彼のチームの取り組みについて「社員が後押しをして会社を前進させている」と控えめに表現しています。「しかも10年前とはまったく違う形で、です」

EimskipのOlafur Hand氏と彼のチームに多大な感謝を表します。

WorkplaceパイオニアであるSteve Clarke氏がVirgin AtlanticでWorkplaceの展開をどのように成功させたかをご覧ください。

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