自動翻訳を導入して社内コラボレーションが向上

自動翻訳を活用すると、組織内の言葉の壁を打ち破ることができます。社員同士のコラボレーションを進めたり、グローバルコミュニティの一体感を高めたりするのに役立ちます。その方法を紹介します。

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分

チームの中で会話を成り立たせるのが難しい状況のためお互いの意見が思うようには伝わらず、素晴らしいアイデアなのにあまり通じないことは珍しくありません。複数の国に拠点を展開している組織の場合、各拠点で働く社員が話す言語は多様です。そのため、グローバルチームの活動で大きな課題に直面することもあるでしょう。

Workplaceで業務を簡素化

オフィス勤務再開の周知からハイブリッドワークの導入まで、Workplaceは業務を簡素化します。

そこで、自動翻訳機能が登場しました。その仕組みと、自動翻訳の導入でチームワークが改善された実例をご紹介します。

自動翻訳でできること

自動翻訳でできること

Workplaceに掲載された投稿やコメントが自動的に翻訳されるので、グローバルな組織でのコミュニケーションやコラボレーションで直面することの多い、言葉の壁が低くなります。この自動翻訳は、Facebook上で1日45億回実行されている翻訳と同じ機械学習技術を使用しており、46以上の言語でビジネスレベルの会話を処理できます。

ニュースフィードに普段とは異なる言語のコンテンツが投稿されると、自動翻訳によりその場ですぐに翻訳されます。たとえば、ブラジルの拠点で働く人と仕事をすることになっても、会話のためにポルトガル語の講座を受けたり、外部の翻訳ソフトを導入したりする必要はありません。これほど手軽で簡単に使えるツールで、社員が協力して仕事を進めるためのやり方が変わります。

社員はそれぞれの母語で投稿して、Workplaceが自動翻訳します。Stanley Black & Deckerでは、スタッフがそれぞれの母語で重要な情報を即座に伝え、共有しています。その結果、より迅速で効果的なコラボレーションが可能となり、コミュニティとしての連帯感が強くなりました。

自動翻訳の開始

自動翻訳の開始

Workplaceで自動翻訳をうまく活用するには、言語設定の確認から始めます。

1.Workplaceページの右上にある[設定]をクリックします。

2.[言語]をクリックします。使用言語を選択し、ニュースフィードの翻訳設定をアップデートします。これで完了です。言語設定について、詳しくはこちらのヘルプセンター記事をご覧ください。

自動翻訳の活用

自動翻訳の活用

使用言語以外の言語での投稿やコメントを受信すると、翻訳を表示したいかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。投稿の下部にある[翻訳を見る]をクリックすると、即時にあなたの母語に自動翻訳されます。

上級者向けアドバイス: 投稿やコメントの下に翻訳の選択が表示されない場合、設定でその言語が有効になっているかどうかを確認してください。

46言語を努力ゼロで

46言語を努力ゼロで

企業での活用事例: ラテンアメリカ最大級のEコマースサイトであるMercadoLibreでは、スペイン語とポルトガル語を母語とする社員が、自動翻訳を活用することで言語の壁を超えて会話し、効果的なコラボレーションを実現しています。

また、AirAsiaでは英語を話さない社員が、自動翻訳を活用することで英語話者の同僚とのつながりを深めています。16か国の22,000人の社員が、自動翻訳を使って社内事情を正確に把握しています。

この記事は役に立ちましたか?
ご協力ありがとうございました。

最近の投稿

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分

自動翻訳で組織内の言語の壁を打ち破る

46言語を簡単に機械翻訳。自動翻訳の助けを借りれば真のグローバルビジネスが実現できます。

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分

EnnismoreがWorkplaceでグローバルチームの結束を強めて、業務の効率向上を達成

Workplaceリーダー: Workplaceの導入で組織全体の連帯感が高まった経緯について、Ennismoreの創業者兼CEO、Sharan Pasricha氏にお話を伺いました。