Transformは、Workplace最高責任者や新しい働き方を開拓する人々が一堂に会する、年2回のイベントです。Workplaceを導入しているお客様が、それぞれの組織でどのようにWorkplaceを活用しているのかを直接見ていただけるよう、Workplaceコミュニティの見学ツアーを行います。当日の議論の内容をご紹介します。

Workplaceを選んだ理由

Workplaceを選んだ理由

早速WalmartのDan Kneeshaw氏からお話を伺いました。コーポレート・アフェアーズのグローバル・コミュニケーション担当シニア・ディレクターであるKneeshaw氏は、WalmartがWorkplaceの導入を決定した理由の一部を紹介してくれました。パンチの効いたリストですが、Workplaceはその条件をクリアしたのです。具体的には下記のとおりです。

  • 使いやすい
  • モバイルファースト
  • リアルタイム
  • 人を引き付ける

同氏はWorkplaceを導入したばかりの企業に対しても、的確なアドバイスをくれました。WalmartはWorkplaceの展開について、従来のプラットフォーム展開の方法を踏襲するのは避けたいと考えていました。

「上から一方的に押し付けたくなかったのです。プラットフォームの成功体験や広い支持を積み上げたかったのです」とKneeshaw氏は話します。これは価値を感じることができるようにするためです。「これまでにない情報やインサイトにアクセスできるという考え方が重要です」

有機的な導入は、より良い結果を生み、プラットフォーム展開を成功に導きます。

「優れたモバイル体験を実現することが重要です」

「優れたモバイル体験を実現することが重要です」

– Walmart、Dan Kneeshaw氏

人のつながりから生産性向上へ

人のつながりから生産性向上へ

次にご紹介するのは、Sam's Clubのコミュニケーション担当シニアディレクター、Jami Lamontagne氏です

Workplaceグループを通じて最新情報を共有することで、ストーリーテリングの力が人々を結び付けることを学びました。

また、コミュニティ意識の強化にもつながっています。「グループを活用することで、社員同士の認知度が高まり、手間のかかるニュースレターの作成が不要になりました」とLamontagne氏は話します。

会社をコミュニティに変える

会社をコミュニティに変える

また、Facebook CTOのMike Schroepferもコミュニティの構築を重要視していることから、Transformのオーディエンスに話をするために立ち寄りました。

Schroepferは、仕事における個人的な充実感、Workplaceの起源、そしてWorkplaceの活用が社内でのコミュニティ形成にどれほど役立つかについて、考えを語りました。

「素晴らしいのは、テクノロジーによって、これまで聞けなかった人たちの声を聞けるようになったときです。Workplaceでは一層顕著です。そのつながり、その会話は、組織にとって変革のきっかけとなるものです」

「素晴らしいのは、テクノロジーによって、これまで聞けなかった人たちの声を聞けるようになったときです。Workplaceでは一層顕著です。そのつながり、その会話は、組織にとって変革のきっかけとなるものです」

– Facebook、CTO、Mike Schroepfer 昼休みの後、さらに2人のお客様がWorkplaceを使って会社に目に見える変化をもたらした具体例を紹介してくれました。

Workplaceの活用でスタッフの離職率を20%削減

Workplaceの活用でスタッフの離職率を20%削減

午後の部で最初に登場するのは、Valet LivingのPR・ソーシャルメディアマネージャー、Nikita Bhappu氏です。

同社では、新規または将来の社内昇進の機会についてWorkplaceを利用して意識や関心の喚起に努めています。社内のチームはグループを利用して、新しいセールスを大々的に行い、組織全体で話題作りを行っています。

こうした取り組みが功を奏し、Valet Livingはスタッフの離職率をなんと20%も下げることに成功しました。

メールの後継となるWorkplace (現在約25%)

メールの後継となるWorkplace (現在約25%)

Workplaceを選んだ理由を聞かれたのに対して、Critical Mixの共同CEOであるKeith Price氏は、間髪を入れずにこう言いました。「メールはもう止めたいんです」

しかし、それ以上の成果を得たことは明らかです。生産性の向上。非公開グループや秘密のグループを同社の知的財産の安全なリポジトリとして使用し、日常的で時間のかかる作業をボットで自動化することができました。

このことは、Critical Mixや世界中の中小企業が「導入直後から企業規模以上の生産性を発揮する」ことを支援してきただけではありません。メールトラフィックを25%削減することにもつながりました。素晴らしい結果です。

Workplaceの活用で30万ドル以上の節約に成功

Workplaceの活用で30万ドル以上の節約に成功

最後にご紹介するのはMemorial Healthです。コミュニケーション・デジタルサービス担当マネージャーのCathy Strukely氏は、イベント開催を効率化するためにWorkplaceをどのように活用する予定なのかを紹介しました。

Connectは、CEOとCOOがミッションとビジョンの最新情報を伝える1時間の説明会です。現在、Memorial Healthが春に22回、秋に22回開催している人気イベントです。シニアチームとオーガナイザーが費やす膨大な時間は30万ドル以上に相当します。

Workplaceを使うことで、このイベントの運営方法をより良いスマートなものに移行できそうです。今後は、オープンなWorkplaceグループに移行する予定とのことです。投票や動画の投稿でグループメンバーとの交流を図りながら、楽しくインタラクティブな活動を展開しています。

直接会議に参加しなくても、誰もが情報を入手できます。そして、Memorial Healthは、他の事業分野に投資できる多額の資金を節約することができます。

真のインパクトと真のデジタルトランスフォーメーションを実現します。今回ご紹介したのは当日の登壇者のほんの一部です。

Sunlife FinancialやSUNYなどといったお客様の変革のエピソードも、別の機会にご紹介しますのでどうぞご期待ください。

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