働き方の未来を設計する - パート4: 豊かな表現
パート4では、新しく豊かな表現ができるマルチモーダルのコミュニケーション方法が未来の職場の成功に向けて中心的な役割を果たす理由についてご説明します。
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パート4では、新しく豊かな表現ができるマルチモーダルのコミュニケーション方法が未来の職場の成功に向けて中心的な役割を果たす理由についてご説明します。
このシリーズを初めて見る方は、まずはパート1でシリーズの概要をご覧になり、パート2で、第1の原則と、未来のコミュニケーションがオープンバイデフォルトなものになる理由をご確認ください。次に、未来の職場ではモバイルファーストが主流になる(そしてボットが多用される)理由をこちらでご覧ください。
原則3: マルチモーダルコミュニケーション
モバイル革命は、人々のコミュニケーション方法に大きな変化をもたらしました。オンラインのコミュニケーションは、メールによる文字だけのやり取りを経て、動画やテキスト、絵文字、写真、GIFを使い分けるマルチモーダルの世界に移行しました。
「動画がモバイル時代の新たな自然言語であるのは明らかです」
Facebook自身もこの移行の一端を担っています。2006年にニュースフィードの運用を開始した当時、更新は主にテキストベースで行われており、その結果、言葉の壁ができていました。モバイルの人気が高まるにつれ、より視覚的なコミュニケーションへと移行し、Facebookも世界最大の写真共有プラットフォームになりました。しかしここ数年、モバイル動画の爆発的な増加により、より根本的な変化が起きています。
Ooyala Global Video Indexによると、現在、北米におけるデジタル動画の全再生数の50%をモバイルによる再生が占めており、この数字はヨーロッパ・中東・アフリカでは54%、ラテンアメリカでは56%、アジアでは61%に上昇します。これは、Facebookにアップロードされる動画数が対前年比で3倍に増加したことと、Instagramでの動画視聴時間が150%に増加したことを反映しています。
ニューノーマル
動画がモバイル時代の新たな自然言語であるのは明らかです。そのため、Facebookが世界クラスの動画製品の開発に多くの時間を費やしてきたのは当然のことなのです。本当にすばらしいのは、それらの製品がどれほど斬新であるかが職場で実証されている点です。
ライブ動画を例にとってみましょう。これは過去12か月間、Facebookが大変に力を入れてきた製品です。現在、Facebook上の動画の5本に1本はライブ動画です。ライブ動画では、世界中のほとんどすべての人が自分のしていることをそのまま直接シェアできます。
新しくなったWorkplace
Workplaceでも同様にLiveの導入が盛り上がりを見せています。上級管理職たちは、タウンホール、週次報告、ニュース速報などでLiveを利用し、全社にすばやく手軽に情報を届けています。あるCEOが朝のジョギング中にライブ配信を行ったという話も耳にしました。
Liveは、Workplaceチャットの動画機能と同様に、初めからWorkplaceに組み込まれていました。しかし、弊社は動画機能の提供を継続的に拡大しています。最近では、ボタンを押すと、最大50人のチームメンバーがお互いの顔を見てコミュニケーションできるグループビデオチャットの運用を開始しました。Workplaceを使って組織全体にライブ配信する方法については、こちらの動画をご覧ください。
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しかし、職場で動画がこれほど効果を上げているのはなぜでしょうか。それは、私たちがプライベートで動画を好むのと同じで「注目」されるためです。弊社の調査によると、利用者がニュースフィードで動画を見る時間は写真やテキストの投稿を見る時間と比べて5倍も長くなっています。つまり、最も重要なメッセージをより多くの人に届けられる可能性が高くなるということです。
職場における情報量が指数関数的に増え続ける中、動画は依然として雑音をはねのけ、数秒間の貴重な時間、注意を引きつけるための最も強力な手段なのです。「働き方の未来を設計する」シリーズの「パート5: 統合」は、こちらでご覧いただけます。また、パート3をまだ読んでいない方は、こちらでご覧いただけます。