Boxとの統合でWorkplaceがよりパワフルに

本日は、WorkplaceとBoxとの統合に、近日中に適用される強力なアップデートについてお伝えします。新たな機能により、人々の連携が強化され、業務が迅速化されます。

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分
integration box - Workplace from Meta

Workplaceは日常業務に利用しているツールとシームレスに統合できます。Boxをはじめとする生産性ソフトウェアとの統合は、Workplaceを組織の中心に据えるうえで役立ちます。

Workplaceを利用すると、すべての人がつながり、コラボレーションが可能になります。そのために重要なのが、日常業務に使用しているツールとの統合です。Workplaceはすでに主要なSaaSと統合されていますが、さらなる改善の方法も常に模索しています。ここでは、本日発表するアップデートの重要な項目について概要をお届けします。

Boxとの協力により共通の問題を解決

Boxとの協力により共通の問題を解決

Workplaceは常にBoxなどのパートナーと協力し、統合機能の改善に取り組んでいます。Boxを利用すると、ファイルの安全なシェアや、他の人とのリアルタイムでのドキュメントの作成、編集、レビューが可能になります。私たちはBoxのチームとともに、BoxのファイルをWorkplaceでさらに簡単にシェアしたり、整理したりできるよう注力してきました。

今回のアップデートでは、グループ管理者がBoxのフォルダー全体をWorkplaceグループにリンクできるようになります。フォルダーのコンテンツすべてが[ファイル]タブに表示され、グループのメンバー全員が簡単にドキュメントを確認し、開くことができます。グループに新しいメンバーが加わる場合は、加わった際にフォルダーへのアクセス権が自動的に付与されます。

意思決定のためのドキュメントを1か所に

意思決定のためのドキュメントを1か所に

Workplaceグループのメンバーが他のメンバーのBoxフォルダー内のコンテンツをすべて参照できるようにすることで、より良いコラボレーションと意思決定が可能になります。すなわち、プロジェクトに関する話し合いがスムーズになり、ドキュメントに基づいて素早く意思決定できるようになります。マーケティングキャンペーンや財務計画など、重要性が高く、関連するドキュメントの多いプロジェクトでは、こうしたことが特に重要です。

Boxフォルダーのグループ管理者へのシェアと、複数のフォルダーのグループへのリンクを簡単に行えるようにしました。複数のグループを同じBoxフォルダーにリンクすることも可能です。グループに新しいメンバーが追加される場合は、その都度、そのメンバーに適切なフォルダーへのアクセス権が自動的に付与されます。

コンプライアンスコントロールの追加

コンプライアンスコントロールの追加

今回のアップデートでは、ファイルをシェアする際のコントロールも強化されています。私たちはBoxとの協力のもと、サードパーティの画像キャプチャを、コンプライアンスポリシー上の理由で防ぎたい顧客を支援するためのソリューションを開発しました。新しいBoxプレビューでは、グループメンバーが共有ファイルや共有フォルダーにアクセスした際に表示される画像のタイプを選択できます。つまり、ドキュメントのシンプルなプレビュー画像を選択することができ、この場合、Workplaceはドキュメントの画像を取得しません。

当初は、Boxのプレビューにより120種以上のファイルタイプが自動的に表示されます。すべてのファイルタイプについてセキュアなプレビューを希望する場合は、当社までご連絡いただき、クラウドファイルのキャッシングを無効化するようご依頼ください。

統合の手順

統合の手順

  1. Workplaceコミュニティの管理者が統合を有効にします
  2. 投稿ツールの[ファイルを追加]ボタンでBoxファイルを選択して、プレビューを表示できます
  3. Boxファイルへのリンクを直接投稿にシェアして、プレビューを表示できます
  4. グループ管理者が[ファイル]タブにアクセスして、フォルダーをリンクします

今回のアップデートやその他のコンテンツ統合について、詳しくはこちらをご覧ください。

統合機能の活用

統合機能の活用

Workplaceは、Office 365、G-Suite、Box、Salesforce、Quip、Dropbox、Okta、Bluejeans、Onelogin、Azure ADなどとシームレスに統合できます。また、Facebookの他のアプリと同様、Workplaceもモバイルファーストを念頭に置いて開発されています。

Workplaceプレミアムには、主なエンタープライズサービスとのコンテンツ統合が組み込まれており、ファイルのシェア、プレビュー、整理を簡単に行えます。Workplaceを自分たちに合った新たな方法で活用するために、システム管理者がAPIを使用してカスタム統合を開発することもできます。このように他のサービスと組み合わせて使うことにより、Workplaceを組織の中心に据えることが可能になります。

統合機能の活用は、Workplaceの重要な要素であり、世界にコラボレーションの場を提供するというWorkplaceのミッションを支えるものです。WorkplaceはBoxをはじめとするパートナーと密に協力し、職場でのコラボレーションを向上させる新たな方法を模索していきたいと考えています。

Workplace統合で業務を効率化しているお客様の事例をこちらからご覧いただけます。
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