Flow 2018スピーカースポットライト: Sun Life Financial、CTO、Rahul Sekhon氏
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Flow 2018が間近に迫った今、グローバルサミットに登場する経営者レベルのリーダーについて、スピーカースポットライトで詳しくご紹介します。今回ご紹介するのは、Sun Life FinancialのCTO、Rahul Sekhon氏です。
Sekhon氏に、パーソナルモビリティ、ダイバーシティとインクルージョン、グローバルコラボレーションを推進するWorkplaceテクノロジーへの情熱について語っていただきました。
新たなスタート
Sun Lifeは1865年に設立された、北米最大級であると同時に最古の歴史を誇る生命保険会社ですが、その野心は今なお全く衰えていません。
Sun Lifeのサービスは、顧客が生涯の経済的安定だけでなく、より健康的な生活を実現することも後押しするものです。そして、この先進的なアプローチは、自社の従業員にも及んでいます。
Sun Lifeは、最高技術責任者(CTO)であり、臆することなく変革に取り組むRahul Sekhon氏が陣頭指揮を執り、社員をビジネスの中心に据える取り組みを進めています。
Sun Lifeは社員をビジネスの中心に据える取り組みを進めています
新しいテクノロジーとより透明性の高いアプローチを導入することで、プロセスを進化させ、生産性を向上させるなど、グローバル規模で従業員経験を改善することに貢献しています。
多くの文化を1つのコミュニティに
「当社は26か国で事業を展開しているのですが、グローバルなコミュニティを作れないかと相談されたのです」とSekhon氏は話します。「しかし、これだけ文化が違うのに、どうしたらそんなことが可能なのでしょうか?」
多くの人が予想する通り、Sekhon氏はこれを困難な課題ではなくチャンスと捉えました。「地域が違うと、コミュニケーションの取り方もそれぞれに特徴があることがわかってきました。そこで、独自のカスタマイズ技術が活きてくるのです」
しかし、テクノロジーだけで解決できる問題ではありません。「私たちが取り組んでいるのは、純粋な技術の近代化ではないのです」と彼は続けます。
「物理的な職場空間、職場の文化や人事と調和する必要があるのです。まさに人、場所、技術の融合なのです」
Sekhon氏が何よりもやりたかったのは、一人ひとりを見守っているのだという会社の姿勢を示すことでした。自分の努力が認められ報われると社員に実感してもらえれば、会社を内部から変えるのは簡単なことです。
「社員が良い仕事をしたとき、それがたとえ小さなことであっても、認めてもらいたいという本質的な欲求があります。これは、どの地域でも共通しています」
「Sun LifeにWorkplaceを導入して非常に役立っていると思うのは、まさにこの点です」とSekhon氏は説明します。「900人の組織があったとして、昔はその組織の社長が、ある人が世界の片隅でどれだけ頑張っているかを見届けるのは大変なことだったのです」
「今ならその社員がWorkplaceに近況を投稿すれば、社長がそれを見て反応することができます」
サステナブルで多様な未来
他の金融機関と同様にSun Lifeも、その存在意義を顧客にサービスを提供することだと捉えています。サステナビリティの推進に重点を置くSun Lifeは、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョンはイノベーションとエンゲージメントの重要な推進力であり、顧客とそのニーズを理解するための基礎だと考えています。
「新しい事業目的を発表したとき、社員も顧客であることに気づきました」とSekhon氏は言います。
「そのため当社は、社員が最高の自分自身で居続けられるように、ウェルネスの文化に継続的に投資しています。従業員のウェルネスについて身体的、精神的、経済的な健康を総合的に考えています。これは最終的に顧客へのサービスと当社の事業目的の達成につながります」
「今は従業員体験を顧客体験とまったく同じアプローチでデザインしています」
「健康増進プログラムを立ち上げ、従業員のメンタルヘルスをサポートし、成長の機会を提供する最高のエコシステムを確保しています」
「直接的な金銭的利益につなげるのは簡単ではありませんが、組織として将来を見据えた取り組みを行いたいと考えています。お客様や社員が私たちと接する際、私たちのことを誇りに思ってもらえるとうれしいです」
Flowとは
Flowは、2018年10月9日(火)にカリフォルニア州メンロパークのHotel Niaで開催される、当社のグローバルリーダーシップサミットです。
Walmart、Vodafone、Box、Oktaなどのお客様やベストパートナーとともに、企業が人々を組織の目的と結びつけ、彼らの真の可能性を引き出し、最高の仕事をする力を与える方法について議論します。
また、先見性のあるSaaS創業者や次世代ITリーダーから、企業の未来について話を聞くことができます。