F8 2018の成果報告
F8では、Workplaceのエンジニア、開発者、パートナーが一堂に会し、さまざまな分野にわたる新たな連携をスタートさせました。しかしこれは、単なる始まりに過ぎません。
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F8は、Facebookで働く私たちにとって重要なカンファレンスです。当社の世界中の開発者コミュニティが一堂に会し、今後についての期待を高める機会だからです。
今年のF8は、Workplaceとパートナーの皆様にとっても大きな意味を持つものでした。パートナー様とはこれまで数か月にわたり、Workplaceを巡る新たな幅広い連携を結ぶために、熱心に取り組んできており、こうした連携の成果をお客様に提供できることについて、ともに喜びを分かち合いました。
開発チームはF8に向けて驚異的な働きを見せ、コラボレーションは熱を帯びました。F8は、参加者に大きな刺激を与えると同時に、その意見にも注目します。骨が折れることもありますが、大いに楽しめる機会でもあります。
真摯な企業が選ぶ本格的な製品
ところで、F8はWorkplaceにどのような成果をもたらしたのでしょうか。
私たちは2つの講演を行い、当社の発表を報道しようと待ち構える各国ジャーナリストに向けてブリーフィングを行いました。また、多くの人々がフェスティバルホール内の当社のブースを訪れました。
そこで多かったのは、Workplaceについて初めて耳にした、という声でした。しかし、こうした声に対しては、常に満足のいく対応ができました。その理由は2つあります。1つはパートナー様と開発者がその場にいたこと、もう1つは当社の顧客も同じ場所にいたことです。
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私たちは、その場で携帯電話を取り出し、Workplaceの仕組みを説明することができました。また、Virgin AtlanticがWorkplaceを利用して業務の効率化に成功したことを紹介する動画を見ていただくこともできました。これは顧客にとって、長らく探し求めていたものを発見した瞬間となりました。Workplaceは、真摯な企業が真摯な目的のために使う本格的な製品である、ということをほとんどの人が理解してブースを後にしました。また、Workplaceは、本当に素晴らしいパートナー様を引き付けるプラットフォームでもあります。Workplaceを世に出すために必死で取り組んできた開発チームにとって、これは、自分たちのビジョンが正しかったことを示す格好の機会となりました。
人と人がつながる場
個人的には、F8の大きな成果の1つとして、顧客と開発者が出会える場を提供したことを挙げたいと思います。関係を築き、開発の舞台裏を紹介できた最高の機会でした。例えば、タスク管理について顧客と会話を交わした後に、近くにいたAtlassianのパートナーシップ責任者にその顧客を紹介することができました。また、職場の効率化について話し合った顧客を、Envoyのプロダクト責任者に引き合わせることもできました。こうしたことが何度もありました。
Workplaceに興味を示したある顧客は、次のように言いました。「なるほど、素晴らしい製品のようですね。でも、うちではZoomを使っているんですよ」。F8という場でなら、すぐにZoom担当のパートナーシップ責任者と引き合わせることができます。「WorkplaceはZoomとの連携が可能ですよ。あちらにいるZoomの担当者に聞いてみましょう」といった具合です。
コーディング担当者との語り合い
F8には、プラットフォームのエンジニアリンクやデザインを担当するチームのメンバーがほぼ全員参加しました。これは、連携するパートナーや関係を構築する顧客とF8で会うことに重要な意味があるためです。
当社メンバーの多くは、それまでの5、6か月間を当社のAPI向けのコーディングに費やした人々の一部としか面識がありませんでした。実際にコードを書いて連携を実現した人々と握手を交わし、2時間にわたってさまざまな可能性について語り合うことができたこの機会から、途方もない成果を得ることができました。
瞬時のフィードバック
パートナー、開発者、エンジニアが一堂に会することで、ほぼリアルタイムでAPIを改善できました。パートナーからは当社のAPI向けのコード作成は簡単だったという話がありましたが、どのような場合でも改善点は見つかります。多くの場合、開発者がさらに実装したいと考える機能や、期待どおりに動作していない部分があります。不足している機能が見つかる場合もあります。
例えば、エンジニアの一人はノートを持参してきて、耳にしたフィードバックをそこにメモし、それらの提案の中からいくつかを一晩かけて実装しました。開発者たちは、この対応を絶賛しました。
このような小さなフィードバックサイクルは製品の継続的な改善にも役立ちますが、それだけではなく、Workplaceと開発者のコミュニティ間に信頼関係を構築する効果もあります。
こうした信頼関係からさらに多くの連携が生まれ、将来的にはより多くの人々が業務を遂行するのをサポートできるようになるのです。