Workplaceを利用して組織の働き方に変革をもたらしている、各界のリーダーへのインタビューシリーズをご覧ください。

Workplaceを利用して組織の働き方に変革をもたらしている、各界のリーダーへのインタビューシリーズをご覧ください。

このシリーズでは、未来の働き方を形作るビジネスリーダーの方々にお会いして、Workplace導入の経緯についてお話を伺います。また、Workplaceが新しい働き方の発見に役立っている事例も紹介します。さらに、Workplaceのエクスペリエンスについて、実体験に基づいた考察を伺います。

今月は、Banco GaliciaのCEOであるFabián Kon氏にお話を伺いました。Banco Galiciaは、アルゼンチンの金融業界で屈指の規模を誇る民間銀行であり、同国の大手金融サービスプロバイダーです。

ユニバーサルバンクとして、関連会社やさまざまな流通チャネルを通じてあらゆる金融サービスを提供しています。

顧客数は、個人と法人合わせて420万を超えます。

1.Workplaceを選んだ理由は?

1.Workplaceを選んだ理由は?

6,000人以上の従業員を抱える全国規模の銀行であるGaliciaにとって、コミュニケーションは避けて通れない課題です。「当行の価値観、すなわち『信頼できる・シンプルである・温かみがあって機敏である』を働き方によりよく反映できるプラットフォームを探していました」。

Kon氏以下のチームは、長らく社内のネットワークを変革する手段を探していました。求めていたのは、ニュースレターやメーリングリストといった従来の非効率なコミュニケーション方法に代わるものです。

Kon氏は次のように語ります。「当行では、コミュニケーションを強化する方針を固めています。良好な体験と効率性によって、長期的なエンゲージメントを生み、銀行としての全体像と事業戦略を明確にしなければなりません」。Workplaceは、Galiciaが探し求めていた従来に代わる新しいコミュニケーション方法でした。

「Workplaceによって、情報は完全にコントロールしなければならないという考えが明確になりました。加えて、情報の共有、つながりの構築、関わり合い、成果の向上を従業員に促すことができました」

Banco GaliciaはWorkplaceについて、従業員が作るコンテンツを大きく変える「てこ」になるポテンシャルがあると見ています。Workplaceがあれば、「組織がもっと横につながり、協力的になって、一体感が生まれます。Workplaceは、分かりやすく、シンプルで、可能性に満ちています。Workplaceによって、情報は完全にコントロールしなければならないという考えが明確になりました」。

Banco Galiciaでは、Workplaceの活用によって、スタッフに情報の共有や、つながりの構築、関与を促せたと言います。これこそが、企業文化にもっと寄り添った形で成果を上げるための鍵になる、とKon氏は考えています。

2.Workplace導入の手応えは?

2.Workplace導入の手応えは?

導入が順調に進んだことは、Kon氏以下のチームにとって嬉しい驚きでした。導入の前週の金曜日には、最後となる社内メールを送って導入に備えました。Kon氏はこう語ります。「それ以降はWorkplaceに一本化しました。導入から1か月で導入率80%を達成することが目標でしたが、ふたを開けてみたら、なんと93%に達していたんです」。

「閲覧数は、旧社内チャンネル全体の最高値の3倍に跳ね上がりました」

Kon氏は、結果に非常に満足していると言います。Workplaceに毎日ログインしているスタッフの割合は82%に上っています。「大成功でした。閲覧数は、旧社内チャンネル全体の最高値の3倍に跳ね上がりました」。

3.Workplace導入により働き方はどう変わった?

3.Workplace導入により働き方はどう変わった?

戦略的インサイトの質が向上

現状、Workplaceの利用は主に2つの成果につながっているとKon氏は語ります。1つ目は、戦略的インサイトの質が向上したことです。「Workplaceでは、ほかのチャンネルを使わなくてもセグメンテーションが可能です。直接的なフィードバックを即座に受け取り、リアルタイム分析を通じて効果をよりよく把握できます」。

例えば、外回りの営業チームは、Workplaceグループを使ってリアルタイムのフィードバックを全社に共有しています。「フォーカスグループや長時間に及ぶミーティングがなくても、営業の声をダイレクトに聞けるようになりました。毎日、分かりやすい詳細な情報が届くので、それによって顧客体験が大きく改善し、プロセスの見直しにも役立っています」。

「今は、最大限に活用する方法を急速に学んでいるところです。Workplaceによって、事業戦略の拡大がますます加速しています」

コミュニケーションとコラボレーションの変革

2つ目の成果は、従業員間のつながり方やスマートな働き方が大きく変わった点です。Banco Galiciaでは、組織の上から下まで、全社的な透明性が高まりました。「従業員がより多くのことを共有するようになりました。職場の異なる同僚とも関わるようになり、上司や上層部についてもよく知ることができるようになっています」。

プラットフォームの利用度は高く、最初の半年間でワークグループとプロジェクトグループが1,000個以上作られたほどです。これによってチームレベルやグループレベルでの連携強化が促されたほか、従業員のコミュニケーションの方法を定義することもできました。

「Workplaceによって、コミュニケーションの方法がよりカジュアルで迅速でありながら、確実なものに変わりました。Workplaceを利用することで、より良い職場を作るというポジティブな体験が生まれています。顧客に応対するときと同じトーンでやり取りすることもできています」。

Banco Galiciaは、Workplaceを利用して、今後どのように働き方を変革していくのでしょうか。これからも目が離せません。

Banco GaliciaのCEO、Fabián Kon氏のご協力に感謝いたします。

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ご協力ありがとうございました。

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