MiroglioがWorkplaceを活用して集合知を構築
Miroglio FashionのCEOが、Workplaceを活用することでフロントラインワーカー同士のつながりを構築し、プロジェクト管理を改善し、イノベーションを向上させた方法についてお話をうかがいました。
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![workplace miroglio - Workplace from Meta](https://scontent-ord5-2.xx.fbcdn.net/v/t39.2365-6/43389215_343270946217626_8614280734376460288_n.jpg?stp=dst-jpg_p640x640&_nc_cat=104&ccb=1-7&_nc_sid=9170fc&_nc_ohc=Lpz10lsnKMEQ7kNvgGsJDEw&_nc_ht=scontent-ord5-2.xx&oh=00_AYBhCsTjTTeakttbVywSiVCIRov5RuQ45cOx5TSui2Scrg&oe=66AA62D9)
Miroglio Fashionは、1947年以来、繊維とファッションの分野で事業を展開するイタリアの実業家、Miroglioグループの婦人服メーカーです。
Workplaceによって大きく変わった私たちの働き方
Miroglioグループは37の会社と4つの産業拠点を通じて22カ国で事業を展開しており、2016年にWorkplaceを導入しました。
その後、Workplaceの利用がビジネスにどのような影響を与えたのか、CEOのHans Hoegstedt氏に話を聞きました。
Workplaceを選んだ理由は?
私たちの働き方に革命を起こしたツールだからです。
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ここ数年、企業におけるCEOの役割は変わってきていると思います。今日のCEOにとって、企業文化を築き上げることは極めて重要です。
フィルターや壁を取り除き、誰もが透明性の高い建設的な対話ができるように努力することが不可欠なのです。
Workplaceはそれを実現するためのプラットフォームであると確信しました。
また、社内の誰もがFacebookの使い方を知っていることも、Workplaceを選んだ理由です。社員は本能的にWorkplaceの使い方を「理解」したのです。
そのため、導入初日から、何の努力もなく、自然な形で人々が交流するようになっていきました。トレーニングは不要です。
一種の大衆的な集合知
私にとっては、会社の「脈を取る」、つまり現状確認という意味合いもあるのです。人の気持ちをすばやく察知できるともいえます。
より革新的で効率的な仕事のやり方であり、一種の大衆的な集合知なのです。
Workplaceを導入した経緯は?
ちょうど2年前の年次総会でWorkplaceの導入を発表しましたが、ほぼ全員がすぐに利用し始めました。本社とともに、各ブランドの1,100を超える店舗が一斉に動き出しました。
本社と現場がフィルターなしでダイレクトにつながるWorkplace
当社のビジネスにはさまざまな部門がありますが、そのすべてでWorkplaceのグループを設定しました。ビジュアルマーチャンダイジング、プロダクト、イノベーション、コミュニケーションなどのグループを設けています。
その結果は直ちに表れました。短時間のうちに、壁や距離がなくなりました。これまで、本社に自分の意見を伝えることが難しかった人も、フィルターなしで直接伝えることができるようになりました。
Workplaceを利用したことによる働き方変革での効果は?
具体的な例を挙げてみます。
2017年の初めに、300日で300店舗をリニューアルするという大きな取り組みを開始しました。私たちはそれを「300・300」プロジェクトと名付けました。
1,700万ユーロの投資を伴う野心的なミッションでしたから、必ず成功させなければなりませんでした。
本当に大変だったのは、求められるアクションのスピードでした。どうすれば、人々が夢中になるような健全な競争を促すことができるのでしょうか?
多くの会社では、CEOがプロジェクトを発表して立ち上げます。そして、1年後に成功したかどうかを確認するのです。
Workplaceではやり方が異なります。
Workplaceは大規模なプロジェクトを加速するための他社にないツール
プロジェクトオフィスは毎日、店舗の改装状況を写真で投稿していました。すると、店舗の従業員が、新しいお店を誇りに思い、毎日自ら写真や動画を投稿して貢献してくれたのです。
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1年間にわたってプロジェクトにスポットライトを当て続けた、正真正銘のボトムアップコミュニケーションの事例です。全社向けのニュースフィードを毎日閲覧しますが、リニューアルした店舗の様子や、その店舗リニューアルの過程や成長計画を経験して、スタッフが自信をつけたことを確かめることができて、本当に嬉しかったです。
2017年12月には、すでに目標の300店舗を達成し、それを超えていました。こうした中で、Workplaceはプロジェクトを加速するための他社にないツールでした。
シンプルで効果的な自動翻訳が国際展開の重要なツールとして機能
自動翻訳は、ロシアの社員にプラットフォームを拡張する際に非常に重要でした。社員はそれぞれの母語で投稿して、Workplaceが自動翻訳します。シンプルで効果的です。
広大な国際ネットワークを構築する上でこのツールは威力を発揮します。ルーマニア、スペイン、フランスでWorkplaceを展開する際には、翻訳を頼りにすることになるでしょう。
また、新しいコレクションを発表する際にはライブ動画を使用するようになりました。
Workplaceの使い方は時間の経過とともに変化した?
導入当初は使っていなかった機能なのに、今では当社にとって主要な機能となったものがあります。
ライブ動画は10分の1のコストでより高品質な放送を可能に
ライブ動画はかなり高画質であり、他のサービスの10分の1のコストでプロフェッショナルなストリームを放送できます。
以前はできなかったのに、今はできるようになったことの実例
特に印象的なのが、ショーウィンドウの制作を専門とするグループです。
Workplace導入前は、ビジュアルマーチャンダイジング(VM)チームがモデルショーウィンドウを作成し、全店舗にメールで送信していました。
Workplaceでは、VMチームがモデルショーウィンドウの画像をWorkplaceのグループに投稿するようになりました。すると様々な店舗がそれぞれの仕様やコメント、提案などを返信するのです。そして、VMチームは各店舗に対して即座にフィードバックできます。
その結果、スタッフはVMチームが示した案だけでなく何百ものショーウィンドウの例を目にすることができ、周りからアイデアやインスピレーションを得られるようになりました。
Workplaceを活用したより良い対話とスマートなコラボレーションが、素敵なショーウィンドウを実現したということです。こんな素敵なツール、なかなかありませんよね。
MiroglioのCEO、Hans Hoegstedt氏のご協力に感謝いたします。