Workplaceで代名詞をシェアする

Workplaceのプロフィールで代名詞をシェアできるようになりました。代名詞のシェアを有効にする方法と、代名詞についてコミュニティに伝える方法を説明します。


代名詞とは、会話の中で名前を使わずに相手を指し示すための言葉です。一般的に知られているのは「彼女」や「彼」ですが、職場で自分自身を表現するための代名詞はそれ以外にもたくさんあります。
その人の外見や表情を見れば、どの代名詞を使えばよいかわかると考えがちですが、見た目だけで判断すべきことではありません。外見から「あなた」が受けた印象と一致しない代名詞を使っている人はたくさんいます。それは、代名詞がきわめて個人的なもので、内的な自己意識と深く結びついているためです。
正しい代名詞を使うのは、相手のアイデンティティに敬意を示し、尊重するために大切なことです。受容的でインクルージョンを重視する環境を作り上げていくための方法の1つでもあります。
Workplaceでは、社員がプロフィールで自分の代名詞を同僚にシェアするためのオプションフィールドを組織が有効にできるようになりました。Workplaceで代名詞をオープンにシェアすることで、自分がどのように呼ばれたいかを他の人々に伝えるとともに、他の人々の正しい呼び方を知ることができます。
このガイドでは、管理者がプロフィールの代名詞フィールドを有効にする方法と、コミュニティ内で利用を促進する方法を紹介します。また、社員が自分の代名詞をプロフィールに追加する方法と、代名詞が表示される場所についても説明します。
システム管理者: Workplaceのプロフィールで代名詞フィールドを有効にする
システム管理者: Workplaceのプロフィールで代名詞フィールドを有効にする
Workplaceのプロフィールで代名詞フィールドを社員が利用できるようにするには、管理者用パネルの[設定]に移動します。次に、[プロフィールフィールド]タブをクリックして、個人の情報の下にある[代名詞]をオンに切り替えます。
管理者がWorkplaceでこの設定を有効にすると、すべての社員がオプションで代名詞をプロフィールに追加できるようになります。社員が自分の代名詞を表示できるようにする方法や、代名詞が重要である理由をコミュニティに説明する方法については、こちらのコミュニケーションテンプレートをご覧ください。
利用者: プロフィールに代名詞を表示する
利用者: プロフィールに代名詞を表示する
Workplaceでは、他の人が自分を指し示す際に使用して欲しい代名詞を表示して、いつでもそれを更新することができます。
they/them、she/her/ella、ve/ver/visのように、代名詞は多くの場合スラッシュで区切って表現されます。このフィールドのテキストは任意の言語で表示でき、自動翻訳されることはありません。
代名詞はWorkplaceプロフィールに表示されます。また、WorkplaceやWorkplaceチャットで名前にマウスを重ねた際にも表示されます。Workplaceの他の場所で、あなたを指し示すために使われることはありません。
代名詞を追加しないことを選択した場合、このフィールドはプロフィールに表示されません。代名詞を追加した後で削除したくなった場合は、テキストを削除するとフィールドがプロフィールから削除されます。
代名詞をシェアする手順や、管理者の設定から代名詞のシェアを有効にする手順については、こちらをクリックしてヘルプセンターをご覧ください。
その他の参考リソース
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