危機的状況下で34,000人以上のリモート社員を1つにまとめる
National Australia Bank (NAB)は、オーストラリアの四大金融機関の1つであり、オーストラリア、ニュージーランド、および世界中の800を超える拠点で900万人を超える顧客にサービスを提供しています。
Workplaceの利点
経営陣の刷新や新型コロナウイルス危機によるリモートワークへの移行が進むなかで、同行では、Workplace from Metaが、社内コミュニケーションの推進と組織内のコミュニティ意識の醸成において中心的役割を果たしています。
リアルタイムで最新情報を提供し、経営陣に直接コンタクトを取れるプラットフォームを行員に提供することで、NABは、強固で結束力のある文化を育み、行員が顧客へのサービス提供に集中できるようにしました。
危機的状況下での支援から仕事の改善のサポートまで、Workplace from MetaはNAB行員の生活に溶け込んでおり、同行の85%以上の行員が毎日利用しています。
金融サービス
34,000人
アジア太平洋
「Workplace from Metaはこの時期に、弊行のコミュニケーションにおいて中心的な役割を果たしています。Workplaceはすばらしいツールです。この危機でWorkplaceがなかったらどうなっていたかを考えるとぞっとします」
成果
リモートワークへの移行が簡単に
新型コロナウイルス危機により、通常のオフィス環境から一時的に離れざるをえなかった行員たちは、ニューノーマルに適応するための時間を必要としていました。Workplace from Metaは、NABがこの移行を行員にとって容易なものにするのを後押ししました。Workplaceモバイルアプリの利便性が高く、既存のツールと簡単に統合できるため、どこでどのデバイスを使用していても業務が中断されることはないという安心感をチームに与えることができました。
リモートワークに移行後、モバイルアプリのユーザー数はわずか4週間で5,000人から15,000人に増えました。
強いコミュニティ意識と連帯感を育む
不確実な時期には、圧倒されそうになるものです。コミュニティ意識、オープンなコミュニケーション、連帯感を促進するために、NABはWorkplaceグループを全社的なプラットフォームとして使用することで、この危機に関連する回答やリアルタイムの情報以上のものを提供しました。Workplaceグループは、困難な時期に顧客へのサービス提供を続けていたNAB行員にとって、心に響くコンテンツを共有し合い、お互いのモチベーションを高める場となりました。
リモートワーク中、行員は互いの姿を見て声を聞く必要性を今まで以上に感じました。Workplaceチャット、リアクション、コメントなどのインタラクティブな機能により、行員は気楽に考えを伝え、双方向の会話をすることで、離れていながらも所属意識を持つことができました。
以来、Workplace from Metaは、NABの行員が互いにつながり、最新のビジネス情報や有益なストーリーを把握するためのプラットフォームとなり、毎日85%以上の行員に利用されています。
透明性のある文化でリードする
またNABは、Workplace from Metaにより、行員が経営陣に直接コンタクトを取れるようにしました。最高人材活用責任者を務めるSusan Ferrier氏は、こう語っています。「危機の最中でのコミュニケーションは、多方向かつ恒常的でなければなりません。Workplace from Metaにより、行員は聞きたい質問を何でも経営陣に聞けるようになりました。経営陣としては、すべての質問に対して透明性と誠実さをもって答えることを目標にしています」。
CEOのRoss McEwan氏は、ライブ動画で全行員とつながってタウンホールミーティングを実施し、誰からの質問にも答えました。この経験から、NABの経営陣は、コミュニケーションラインをオープンに保ち、NABの透明性の文化をよりいっそう強化しようと考えるようになりました。