フロントライン用Workplaceのメリット
フロントラインワーカーは、組織の中核を成す存在です。顧客にサポートやサービスを提供しているスタッフから、製品を組み立てているスタッフまで、フロントラインワーカーはビジネスの成功の鍵を握っています。
企業のリーダーはそのことを理解しており、多くのリーダーがフロントラインワーカーとの会話やミーティングに時間を割いています。それでもなお、フロントラインワーカーは本社との距離を感じています。弊社の最新の調査によると、フロントラインマネージャの34%は情報共有のための適切なコミュニケーションツールが手元にないと考えており、49%は自分たちがますます軽視されていると感じています。
フロントライン用Workplaceについて
フロントライン用Workplaceは、デスクワーカーがつながりを築いたりサポートを受けたりするために利用しているコミュニケーションやコラボレーションのツールを、フロントラインワーカーが利用できるようにする機能です。フロントライン社員がWorkplaceで情報を共有したり他の社員と交流したりできるようにすることで、組織全体から貴重なインサイトを獲得し、コミュニケーションを広く浸透させ、企業文化を強化できます。
フロントライン用Workplaceは、有料のWorkplaceプランで利用できます。Workplaceと同じ機能をすべて利用できるだけでなく、以下の機能を利用できます。
- フロントラインユーザーセットでフロントライン社員を管理する。
- フロントラインセットの社員を、カスタマイズしたデフォルトグループに追加する。
- フロントライン社員向け利用規約の表示頻度を設定する。
- セキュリティログとユーザーログをダウンロードして、フロントライン社員によるWorkplaceの使用状況をトラッキングする。
- 必要に応じて、フロントライン社員によるグループ作成をオフにする。
*グループ作成機能をオフにすると、Workplaceのすべてのエンゲージメントに影響しますのでご注意ください。この機能の利用は慎重に検討することをおすすめします。
組織での設定方法
フロントライン社員をユーザーページに登録します。会社のメールアドレスを持たないスタッフについては、アカウントの取得に利用できるアクセスコードを作成できます。
フロントライン社員のアカウントを作成したら、管理者用パネルのフロントラインセクションに進みます。
[設定]タブでは、フロントラインワーカー向けの利用規約を作成したり、規約の表示頻度を設定したりできます。また、フロントライン社員によるグループ作成をオフにすることもできます。
地域を作成し、フロントライン社員によるWorkplaceへのアクセスを管理する地域コーディネーターを割り当てます。詳しくは、Facebookのガイドをご覧ください。
[メンバー]ページで、ユーザーをフロントラインユーザーセットに1人ずつまたは一括で追加できます。また、フロントライン社員専用のデフォルトグループを選択することもできます。フロントラインユーザーセットに追加されていない社員には、フロントライン社員向けの利用規約は表示されず、Workplaceへの制限付きアクセスも提供されません。
フロントラインワーカーをWorkplaceに追加する方法をご理解いただけたら、Workplaceを利用してフロントラインワーカーとの交流を確立し、本社とのつながりを築く方法について、次のガイドをご覧ください。
- フロントラインワーカーがWorkplaceを利用できるようにする: エリア機能を利用して社員によるWorkplaceへのアクセスを管理する方法をご説明します。
- 社員のトレーニング: 新たに採用した社員を登録し、各地に分散したフロントラインワーカーに学習と能力開発の機会を提供します。
- 評価を通じてフロントラインワーカーの意欲を高める: 優れたパフォーマンスを評価したり、フロントラインワーカーへの感謝の気持ちを伝えたりします。
- ピアラーニング: Workplaceの学習機能を利用し、全社的に知識を共有するよう社員に促します。