評価を通じてフロントラインのエンゲージメントを高める

Workplaceの評価機能で、フロントラインワーカーの意欲に感謝する姿勢を示しましょう。


フロントラインワーカーは、顧客にサービスやサポートを提供する会社の顔であることが多いものです。にもかかわらず、彼らはエンゲージメントがとりわけ低い傾向にあります。しかしそれはフロントラインに限った話ではありません。現在、仕事にエンゲージできていない社員の割合は、全世界の労働者の85%に上るのです
エンゲージメントの低さの影響は、社員個人の満足度だけに留まらず、企業全体の文化や生産性を含めたビジネス全体に及びます。事実、満足している社員は満足していない社員に比べて生産性が12%も高いという調査結果が出ています。また、満足しているフロントラインワーカーは、強力なブランドアンバサダーとなる可能性が高くなります。
社員のエンゲージメントを高めるには、彼らの取り組みを評価し、それに感謝することが重要です。評価し合う文化を築くことは、ベストプラクティスを浸透させ、優れた成果を引き出し、業績を向上させることにつながります。
バッジを使って社員を一括で評価する
バッジを使って社員を一括で評価する
バッジは、社員の役割やアチーブメントをプロフィールページで直接評価できる拡張性の高い方法です。Workplaceには、自動で授与できるバッジや管理者が授与するバッジなど、さまざまなバッジが用意されています。また、管理者はカスタムバッジを作成して、会社に固有のアチーブメントを達成した社員を評価したり、ユニークな企業価値を強化したりできます。
システム管理者、コンテンツモデレーター、アカウントマネージャ、および「バッジを管理」する権限を含むカスタムロールを与えられたその他の管理者は、管理者用パネルからバッジを管理できます。バッジは個別に授与することも、スプレッドシートを使用して一括で授与することもできます。また、管理者は特定のバッジのオンとオフをいつでも切り替えることができます。バッジの作成および授与方法については、ヘルプセンターをご覧ください
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「ありがとう」を伝える機能で社員同士の評価を促進する
「ありがとう」を伝える機能で社員同士の評価を促進する
評価は、マネージャから社員に一方通行で行うものではありません。社員が同僚の仕事ぶりやサポートを評価する場合もあります。社員がこのような形で同僚にポジティブな評価を与えれば、マネージャは見落としていた可能性のある優れたパフォーマンスをより明確に認識できるようになるため、企業文化が発展し、それにあわせて社員のエンゲージメントも高まります。
社員が「ありがとう」を送るには、同僚のプロフィールに移動し、[ありがとうを送信]ボタンをクリックします。続いて、感謝のメッセージを書き、同僚のマネージャにも通知するかどうかを選択します。投稿した感謝のメッセージは、その同僚のタイムラインに表示されます。
アチーブメント投稿でチームの成果をシェアする
アチーブメント投稿でチームの成果をシェアする
チームや部署のグループ、または全社員向けのディスカッショングループでアチーブメント投稿をシェアし、チームの成果をアピールしましょう。チームで達成した成果をシェアすると、チームの業務の認知度が上がり、会社全体でチームの評価を高めることができます。
ボットで評価を自動化する
4. ボットで評価を自動化する
Recognizeのようなボット統合を利用すると、パフォーマンスの高い社員をシンプルなツールで認定できるようになるため、迅速かつスムーズに評価を公表できます。
グループを通じて評価を送信する
グループを通じて評価を送信する
「ボットは技術的にちょっと難しすぎるかも」と感じたとしても、心配はいりません。Workplaceには、もっとシンプルに評価し合う方法が用意されています。
  • 「評価」という公開グループを作成し、社員全員が自動的に追加されるよう設定します。
  • 企業の価値やミッションを実践しているとして、同僚、マネージャ、リーダーを評価する基準を掲載します。
  • チームが日常的にもたらしている影響に関する記事をマネージャに投稿してもらったり、優れた業績を達成した同僚を称賛する投稿を他の社員に促したりします。
  • 「今週の優秀社員」や「今月の最優秀チームメンバー」として推薦する同僚を募ります。推薦された社員をグループで紹介したり、定期的にライブ配信を行って社員を称えたりしましょう。
メリット
メリット
  • 目標機能により、チームの指標をトラッキングし、優秀な社員を見つけることができます。
  • バッジの自動授与により、全社規模で評価を行うことができます。
  • 社員の働きや功績に対し、バッジを付与できます。
  • 社員同士の交流を促し、「ありがとう」の送信を通じて思いやりの文化を育てることができます。
  • 社員を大切にしている姿勢を示すことで、社員のエンゲージメントと生産性を高めることができます。