WorkplaceとMicrosoft Teamsを統合すべき理由

WorkplaceとMicrosoft Teamsの統合によって、社内広報担当者、マネージャ、社員がツールを越えてどのようにつながることができるのかをご説明します。


新型コロナウイルス感染症が世界的に流行して以来、組織では、物理的な面だけでなくデジタルの面でもかつてないほど分散化が進みました。リモートやハイブリッドでの協業を支えるため、各社は今まで以上にツールに投資しています。その結果、社員は情報を見つけるためにツール間を絶えず行き来しなければならなくなり、重要なメッセージを見逃してしまうことも少なくありません。
Workplace統合を利用すれば、社内広報は、社員が日常的に使用しているツールがどれであっても重要な伝達事項を確実に全社員に周知できます。Workplace統合はさまざまなプラットフォームでWorkplaceの価値をアピールすることにもつながるので、コミュニティを築き、重要なコンテンツを見つけ、同僚とつながれる場所としてのWorkplaceへの参加をさらに促すことができます。
このガイドでは、WorkplaceとMicrosoft Teamsの統合によって何が可能になるのか、社内広報、マネージャ、社員にどんなメリットがあるのかについて説明していきます。
統合の方法
統合の方法
WorkplaceとMicrosoft Teamsを統合するには、次の2つの方法があります。
  1. Microsoft Teams管理者がTeamsのサイドバーにWorkplace統合をピン留めする
    • Teamsインスタンスを利用している全員にWorkplaceの存在を示せる
    • TeamsでWorkplaceにログインしている人は、ニュースフィードの簡略版を閲覧し、Teams内から直接、投稿の閲覧および投稿へのリアクションとコメントができるようになる
    • 「重要」に指定されているすべての投稿を、ニュースフィードの上部で閲覧できる
  2. Microsoft Teamsの利用者がTeamsチャネルのタブにWorkplaceグループフィードを追加する
    • 特定のWorkplaceグループの投稿フィードをTeamsチャネルのタブに直接表示することで、チャネル内の全員にそのグループの情報に注目してもらうことができる
統合を設定する方法については、Workplaceヘルプセンターをご覧ください。
社内広報へのメリット
社内広報へのメリット
Noraの例を見てみましょう。Fox Fabricsの人材チームに所属するNoraは、すべての社内向け情報を伝達する役割を担っています。新たな福利厚生が導入されたので、全社員に確実に周知したいと考えています。
この場合は、まずWorkplaceで投稿を作成し、それを「重要」に指定します。Noraの組織ではMicrosoft Teams統合が有効になっていて、TeamsのサイドバーにWorkplaceがピン留めされています。「重要」に指定した投稿は、Microsoft Teams内のWorkplace統合の上部に自動的に表示されます。Workplaceにログインしている社員のTeamsには、その投稿を含め、「重要」に指定されているその他すべての投稿が上部に表示されるだけでなく、その下にニュースフィードの簡略版も表示されます。
このためNoraは、各社員が日常的に使用しているツールに新たな福利厚生の情報を届けることができたという確信を持つことができます。社員はどこで働いていてもTeams内で投稿を閲覧し、投稿へのリアクションやコメントも行えるので、Noraは、発表に対する社員のセンチメントを把握することができます。
マネージャへのメリット
マネージャへのメリット
次はLaylaの例を見てみましょう。サプライチェーンマネージャのLaylaは、Workplaceでシェアされた重要な情報をチームメンバーに確実に伝えるために、Microsoft TeamsでWorkplace統合を使っています。
Laylaは、チームの成長に気を配っていて、メンバーにはチームの業務に関連するWorkplaceグループのコンテンツを見てもらいたいと考えています。そこで、いくつかの特に重要なWorkplaceグループを、自身の部下も参加しているTeamsチャネルのタブに同期しています。それぞれのタブには、チームメンバーにチェックしてもらいたいWorkplaceグループからの最新の投稿が10件表示されます。これにより、メンバーはそのグループの最新の投稿を簡単にチェックすることができます。
社員へのメリット
社員へのメリット
ITスペシャリストのRahimは、基本的にMicrosoft Teamsを使って同僚との協業や自分の日常業務を行っています。Microsoft Teams統合が導入されて以来、RahimはWorkplace上でシェアされた重大なアップデートや重要な情報をツールを切り替えずに確認できるようになりました。RahimはTeams内で重要な投稿を読んだ後、そのままWorkplaceに飛んで詳細を確認しています。
Microsoft TeamsからWorkplaceのコンテンツを確認できるようになったことで、Rahimはプラットフォームの垣根を越えてつながることがこれまで以上に簡単になり、Workplace上での会話に積極的に参加しようと思うようになっています。
さらに詳しく知りたい場合
さらに詳しく知りたい場合
統合の利用を始める方法については、Workplaceヘルプセンターをご覧ください。その他のWorkplace統合については、統合ディレクトリをご覧ください。