投稿インサイトに精通する
投稿インサイトを通じて、SNSに精通した投稿スキルをレベルアップする最適な方法を学びます
SNSに精通した投稿スキルをレベルアップする最適な方法は、過去の投稿から学ぶことです。この方法により、何が効果的で何がそうでないかについて着想が得られます。
Workplaceは、投稿のパフォーマンスに関する豊富な情報を投稿インサイトに提供しています。このガイドを読むと、その情報を使用して、さらに優れた投稿を作成できるようになります。
投稿のデータを見つける
まだ知らない方のために説明すると、[投稿インサイト]をクリックすると、投稿のパフォーマンスに関する詳細な情報が簡単に得られます。
数値が示していることに注目する
有能なマネージャは、会話を途切れさせないようにする方法を知っています。投稿インサイトを使用すると、自分の投稿についてチームがどのように考えているかを把握したり、仕事の質をさらに高める方法を理解したりできるほか、全員に会話への参加を促すことができます。
有能なマネージャは、会話を途切れさせないようにする方法を知っています。投稿インサイトを使用すると、自分の投稿についてチームがどのように考えているかを把握したり、仕事の質をさらに高める方法を理解したりできるほか、全員に会話への参加を促すことができます。
基本情報
基本情報(閲覧者、コメント、リアクション)については、投稿インサイトにアクセスする必要なしに確認できます。しかし、基本情報は、最も注目する必要があるパフォーマンス統計です。それらの各指標を向上させるためのアドバイスをいくつか紹介します。
投稿の閲覧者
投稿が示している意味
投稿を一瞬でも見た利用者の合計数です。基本的に、これは、投稿が実際にリーチした利用者の数です。
改善する方法
さまざまなグループで投稿をシェアする
- 特にアクティブな(関連する)グループを選択するようにします。
投稿でほかのチームのマネージャやより上位の職位者をタグ付けする
- これにより、マネージャやより上位の職位者向けに通知が生成されます。マネージャやより上位の職位者に自身のチームグループで投稿をシェアするように必ず依頼します。
投稿のコメントで自分のチームをタグ付けする
- 利用者をタグ付けすることは、その利用者がニュースフィードで投稿を閲覧する可能性を高めるだけでなく、その利用者と関わりを持つ人が投稿を見る可能性も高めます。
適切な曜日と時間に投稿する
- グループ管理者はグループのインサイトを確認して、投稿に最適な曜日と時間をより正確に把握することができます。金曜日や営業時間外に投稿しないでください。また、必要に応じて、投稿を前もってスケジュールできることを覚えておいてください。
コメント
投稿が示している意味
投稿に残されたコメントの数は非常に重要な意味を持っています。コメントがついた投稿は、ニュースフィードに表示される確率が高くなるほか、利用者が閲覧してコメントを残す可能性が高くなります。
改善する方法
投稿で質問に回答したり意見をシェアしたりするように依頼する
- 投稿の上部に質問を記載したり、投稿で質問を最初のコメントとして残したりすることから始めます。
利用者が残したコメントに返信する
- コメントに対する返信が実際にあると、利用者がコメントを残す可能性が高くなります。さらに、コメントで利用者をタグ付けすると、通常、その利用者はコメントを残すようになります。
さらに多くの利用者をタグ付けする
- タグ付けされた利用者は投稿を見る可能性が高くなり、コメントを残さなければならないと感じます。
認知する
- 完了したプロジェクトやその他の仕事に関して「感謝の気持ちを伝える」セクションを投稿に常に追加します。何らかの方法でサポートしてくれた人やそのマネージャをタグ付けします。そうすると、コメントが得られる可能性が高まります。
人間らしい言葉を使う
- 一般的に、利用者は過度に形式張った投稿にコメントを残したいと思いません。しかし、人が書いたと感じられる投稿(特にワクワクする感じや喜びが伝わる投稿)にはコメントを残します。
「あなた」という言葉の効果を理解する
- 個人としての読者に語りかけます。たとえば、「あなたの役に立つでしょう」や「あなたからのフィードバックに期待しています」といった言い回しを使います。利用者は、投稿が自分に向けて書かれていると感じると、コメントを残す可能性がはるかに高くなります。
リアクション
投稿が示している意味
これは、利用者が「いいね!」、「超いいね!」、「大切だね」、「うけるね」、「すごいね」、「悲しいね」、「ひどいね」ボタンを使用した回数です。たくさんのリアクションがついた投稿は、ニュースフィードに表示される可能性が高くなります。また、感情的なリアクションは、利用者が投稿の内容を気にかけていることを顕著に示しています。
改善する方法
リアクションに着目して書く
- 取り上げたい感情的なリアクションのタイプ(特に「すごいね」、「超いいね!」、「うけるね」に着目します)を選び、そのリアクションを実際に引き出した言葉を投稿で使います。
さらに多くのリアクションを求める
- リアクションを具体的なものにします。たとえば、利用者が「私たちがさらに[空白]するのを見たいなら、この投稿は超いいね!」や「私たちがやろうとしていることに同意してくれるなら、この投稿はいいね!」といったフィードバックを迅速に返してくれるようにします。
オーディエンスをダブルチェックする
- アクティブなグループに投稿します。つまり、トピックに関心を持っている利用者のグループです。また、利用者のニーズ(投稿者のニーズではなく)を念頭に置いて投稿を書きます。投稿がオーディエンスに合わせたものになればなるほど、オーディエンスが投稿に反応する可能性が高くなります。
語りかけるような投稿を書く
- 会話風のトーンを使うと、コメントの数が多くなるだけでなく、利用者が投稿にリアクションする可能性がはるかに高くなります。感情のこもった言葉が効果を発揮します。味気ない言葉は使わないでください。
深く掘り下げる
投稿のパフォーマンスに関する非常に重要な情報がいくつかあります。これらの情報は、投稿インサイトのみで確認できます。このセクションでは、これらの統計情報の意味とその改善方法について説明します。
投稿既読率
投稿が示している意味
これは、平均的な読者が投稿を読んだ量を示しており、投稿を表示した時間と300語/1分の平均的な読む速度に基づいています。また、投稿を少なくとも3秒間表示した利用者だけを対象にしています。投稿既読率は、投稿が魅力的かどうかを把握する最も重要な方法の1つです。
改善する方法
フォーマットを適用する
- 利用者は巨大なテキストブロックを読みません。ヘッダー、箇条書き、引用ブロックを使用して、すべてのテキストにフォーマットを適用します。フォーマットを組み合わせて、投稿の見栄えを整え、利用者が簡単に読めるようにします。
退屈な投稿にしない
- これについては、すでに何回も触れていますが、もう一度繰り返します。味気ない、堅苦しい、学究的な、または専門用語に満ちた言い回しが使われていると、利用者はすぐに興味を失います。ユーモアと期待感が含まれた会話風のトーンを使えば、利用者は読み続けたいと思うようになります。
適切な内容で導く
- 利用者が期待するすばらしい結果、成果、目標を通じて導くことにより(箇条書きを使用します)、投稿を読みたいと利用者に思わせます。投稿の下部に必読の情報を記載しないようにしましょう。
投稿を短くする
- 余計な言葉を取り除いて、利用者が把握したり実行したりする必要がある最も重要な内容に焦点を合わせます。必要に応じて、詳細が含まれたファイルを添付して、投稿のハイライトに集中できるようにします。取り上げる情報がたくさんある場合は、情報をノートに記載することを検討するか、投稿をまとめとして使用します。
TL;DR
- 投稿の上部にTL;DR (Too Long;Didn’t Read)を追加します。これには、利用者に読み続けることを促すために、投稿の主なポイントや、要点を簡潔にまとめた一文を含めます。
スマートフォンとタブレット向けに書く
- 投稿は、スマートフォンやタブレットで表示されると、コンピューターの場合よりも圧迫感を与える可能性があります。主にスマートフォンでWorkplaceを使用する利用者向けに投稿する場合は、投稿ボタンを押す前に、投稿がモバイルアプリでどのように見えるかを確認する必要があります。
コメントのセンチメント
投稿が示している意味
投稿に少なくとも10個のコメントがついた場合、Workplaceは、利用者が使用している言葉を調べて、利用者がどのように肯定的または否定的に感じているかを投稿者に示します。これは、-1~1のスケールで評価され、1が非常に肯定的で、-1が非常に否定的です。
改善する方法
短い動画を追加する
- テキストでは、トーンが簡単に失われます。投稿内の情報について説明している短い動画を収録し、声のトーンと顔の表情を通じて興奮や共感を伝えます。
投稿で使用している言葉をチェックする
- 投稿から興奮が伝わらない場合、利用者はワクワクしたコメントを残しません。共感が感じられないと、利用者は否定的なコメントを残します。投稿を書いているときに、利用者からどのようなコメントを求めているかについて考えください。これは、とても有用なことです。
オーディエンスに合わせる
- 特に重要なニュースの場合、誰もが同じように感じるとは限りません。すべての人に向けて1つの投稿を書こうとしないでください。ニュースをどのように感じるかについて触れたいくつかの投稿をさまざまなグループで作成します。そうすると、オーディエンスにうまく合わせることができるようになります。
残念なニュースに関して予告する
- 利用者が聞きたくないことを語る場合は、最初にミーティングでそれについて話します。利用者から話を聞いてもらえ、その懸念に対応してくれると感じるようにしてから、投稿を作成します。
Workplace全体でのエンゲージメント
投稿が示している意味
このセクションには、Workplaceシステム管理者が全員のプロフィールフィールドに入力している場合にのみ有用な情報が表示されます。システム管理者が入力していない場合は、このセクションは空白になるか、利用者が自身で入力したランダムなエントリが表示されます。システム管理者がこれらのフィールドに入力している場合は、有用な情報が表示されます。組織内のさまざまな人が投稿にどのように反応している(または反応していない)かを確認できます。
改善する方法
誰が投稿に反応する必要がある(実際は反応していない)かを理解する
- 利用者が投稿を見る必要があるが、見ていない場合は、アクティブになることが多いグループで投稿をシェアすることから始めます。
- 利用者が投稿を見ているが、特定の利用者の間でエンゲージメントが非常に低い場合は、それらの利用者を対象にした別個の投稿が必要になります。また、組織のそれらの部門内のマネージャや同僚をタグ付けして、マネージャや同僚のグループで投稿をシェアするように依頼することもできます。
時間軸に沿ったエンゲージメント
投稿が示している意味
このグラフは、投稿が経時的にどのように閲覧されているかを示しています。また、投稿に最適な曜日と時間を把握するために使用できます。
全体的な情報を調べたり、組織が部門、マネージャ、役職などのフィールドに入力している場合は、部門、マネージャ、役職ごとに情報を分割したりできます。
改善する方法
さまざまな曜日と時間に投稿してみて、投稿のパフォーマンスがどのように経時的に変化するかを調べます。
- 通常、利用者が投稿を表示する可能性がはるかに高い特定の曜日と時間(グループによって異なりますが)が存在します。一般的に、デスクワーカー向けに投稿を金曜日に投稿することは不適切です(ただし、デスクワークをしない利用者の場合は、そうではない可能性があります)。また、日中の早い時間帯に投稿すると、遅い時間帯に投稿するよりも好結果をもたらす傾向があります。ただし、オーディエンスは多様であり、オーディエンスに最適な方法を理解することが重要です。
最初の数日間はグラフの線を毎日チェックする
- グラフの線が下降し始めた場合は、ほかのグループで投稿をシェアするか、コメントを開いて利用者をタグ付けして、それらの利用者向けに通知を作成します。投稿が古くなればなるほど、ニュースフィードに表示される可能性が低くなることに注意してください。新しいグループに投稿することは、投稿を「更新」する方法の1つです。
同じ利用者向けに同じ情報を再度投稿する前に、グラフの線が下降するのを待つ
- 投稿のアクティビティが活発な間は、同じグループに対して反復情報を投稿しないでください。可能であればアクティビティが下降するのを待ってから次の投稿を行ってください。
新しいテクニックが機能することをダブルチェックする
- これまで説明してきた戦略を試して、さらに多くの利用者が投稿を読んで反応を返すようにする場合は、戦略を実施したときに、グラフの線がどのように変化するかに注意を払ってください。グラフの線が急上昇し、高い位置に長く留まるのが理想的です。ほかの投稿が示す線の推移と比較すると、実施している戦略が有効かどうかを把握できます。
このガイドは優れた投稿を作成するための開始点になりますが、これらのアドバイスを実行に移すことをサポートするリソースが豊富に用意されています。ほかのガイドやリソースについては、チームマネージャリソースハブ(以下の黄色いボタン)の「SNS上級者の投稿」セクションをご覧ください。注目を集める投稿を作成するための基本を学びたい方は、「投稿のコツ」クラスを受講しましょう。より高度なアドバイスが必要な方は、「プロのように投稿する: ストーリーテリング」クラスを試すことができます。