Wake Up Warriorでは、一人ひとりにストーリーがあります。職場であろうと自宅であろうと、上手くいくことも、不運に見舞われることも、困難なことも、Wake Up Warriorは、そのストーリーの続きをどう描くかを左右する場となります。

2012年に設立されたWake Up Warriorは、身体、精神、家庭、事業の4つの主要分野で成功、バランス、幸福を達成できるよう人々を支援するグローバルな取り組みです。

Wake Up Warriorはその実現に当たり、この包括的なアプローチに主眼を置き、さまざまなプログラム、イベント、オーダーメイドタイプの素材をメンバーに提供しています。たとえば、体験型イベント、ビジネスリーダーシップのセミナー、フィットネスや健康のプログラム、ライフコーチングのセッション、モチベーションアップのためのポッドキャストなどが挙げられます。

「求めていたのは、メンバーを集め、数千人規模の人に同時に効率よく伝える方法でした。それを実現させてくれたのがWorkplaceです」

「求めていたのは、メンバーを集め、数千人規模の人に同時に効率よく伝える方法でした。それを実現させてくれたのがWorkplaceです」

– Cullen Talley氏(Wake Up Warrior, COO)

Wake Up Warriorを設立したGarrett J. White氏は、典型的なCEOとは違います。元耐久レースの選手で体育教師でもあったGarrett氏は、24歳のときに、離婚をし、またがんとの2年間にわたる闘病から回復するという思いもよらない経験をしました。

完全復活を果たしたGarrett氏の人生の第2章は、ビジネスとファストマネーの世界へ飛び込んでいくことで幕を開けました。28歳でユタ州に3つのモーゲージブローカーを設立し、これが大成功し、自らの力で億万長者になりました。

その後に米国の住宅バブルが崩壊したことで、同氏の事業も大打撃を受けます。Garrett氏は自分自身をじっくりと時間をかけて見つめ直した末に、世界にポジティブなインパクトを与える事業を始めようと決意。そこから、自分と同じく人生の絶頂とどん底を味わった人々との出会いが始まりました。

そこからWake Up Warriorがスタートしたのです。

Image of a Wake Up Warrior

Wake Up Warriorの連帯感がグローバルなスケールでポジティブなインパクトを与えることを可能にしたのがWorkplaceでした。それが人と人をつなぎ、ストーリーを共有する場となりました。

ボットと自動化により、組織は急速に拡大しながらも、コミュニティは密に連動している感触を得られるようになったのです。リーダーシップチームにとってそれは、メンバーのエンゲージメントを高め、オンボーディングが10倍スピードアップすることになります。

「プラットフォームとしてのWorkplaceがあるからこそ、Warrior's Wayという当社の教えの伝え方に、より多くのエネルギーとリソースを集中できるのです。多くの人になじみのあるデジタル体験を通し、いかにして可能性を革新していくか、また顧客とその家族の生活にいかに貢献し変革をもたらすかが勝負です」とWake Up Warriorの創立者兼CEOのGarrett J. White氏は語ります。

意義あるコミュニティの創出

意義あるコミュニティの創出

仕事の話ばかりするためにWorkplaceを利用するこれまでの企業とは異なり、Wake Up Warriorで展開されているのはパーソナルな会話です。その会話こそが、ポジティブな社会的価値を構築するために不可欠なのです。

Workplaceグループのメンバーからは、身体、感情、精神など各自の生活のあらゆる面に関する投稿も、Wake Up Warriorのプログラムでの進捗に関する投稿もあります。

Workplaceは、同じような困難に直面した者同士で、アドバイスや支えとなる言葉をコメントしたり、また逆境を克服する方法から勇気づけられるエピソードなどを投稿できる安全な場となりました。

そのような会話から自分の置かれている立場の良さを感じたり、事業、家庭、コミュニティを大きな視点から前向きにとらえることができるようになるのです。

「Workplaceは自然発火に似ています。見ず知らずの人との間に瞬時に絆を生み出すのです」

「Workplaceは自然発火に似ています。見ず知らずの人との間でも瞬時に絆を生み出すのです」

– Cullen Talley氏(Wake Up Warrior, COO)

Wake Up WarriorのWorkplaceの効果をCOOのCullen Talley氏は次のように形容しています。「Workplaceは自然発火に似ています。見ず知らずの人との間に瞬時に絆を生み出すのです。

自分の妻や家族に話せないことや、あるいはほかのメジャーなソーシャルメディアでは話せないことも、すぐに気軽に話せます」

Garrett氏は、Wake Up Warriorが選ばれる理由として、Workplaceで仲間同士で味わえるコミュニティを利用できることもあるとしています。

「Wake Up Warriorがお客様に提供するものの半分はWorkplaceが担っています。Workplaceにより、成功も失敗も何もかも共有するグローバルなコミュニティが生まれました」

「Wake Up Warriorがお客様に提供するものの半分はWorkplaceが担っています。Workplaceにより、成功も失敗も何もかも共有するグローバルなコミュニティが生まれました」

– Wake Up Warrior、COO、Cullen Talley氏

「Wake Up Warriorがお客様に提供するものの半分はWorkplaceが担っています。Workplaceにより、成功も失敗も何もかも共有するグローバルなコミュニティが生まれました」

「求めていたのは、メンバーを集め、数千人規模の人に同時に効率よく伝える方法でした。それを実現させてくれたのがWorkplaceです」

Desktop image of Wake Up Warriors on Workplace
モバイルファーストソリューション

モバイルファーストソリューション

モバイルファーストのプラットフォームであるWorkplaceは、Wake Up Warriorのミッションをサポートし、あらゆる地位や階層からメンバーを集めて真のコネクテッドエクスペリエンスを提供できます。組織の2,500名のメンバーや従業員のうち、94%の人がWorkplaceアプリを利用しています。

「Workplaceアプリはメンバーにとって、文字通り人生でナンバーワンのアプリとなっています」

「Workplaceアプリはメンバーにとって、文字通り人生でナンバーワンのアプリとなっています」

– Wake Up Warrior、COO、Cullen Talley氏

Cullen氏によれば「Workplaceアプリはメンバーにとって、文字通り人生でナンバーワンのアプリとなっています。コンテンツ、つながり、コミュニティという点で、常にWorkplaceアプリに接続した状態になります。我々にとって非常に重要なインフラです」

イノベーションディレクターのGus Van Dender氏は、過去に多くのツールやアプリの使用を止めてきた経緯があることを率直に語っています。そしてWorkplaceが定着した理由の一部に、直観的なアプリであるため、ほとんどの場合はトレーニングを行わなくてもすぐに使いこなせる点を挙げています。

リーダーシップチームは、Workplaceの導入後ほどなくして、Workplace上で見られたコラボレーションが実生活にも及んでいることに気づきました。

Workplaceで始まった会話の続きをするために、仕事が終わった後や週末に集まる人たちもいました。

「Workplace上でスタートしたことが実生活上でも展開され、対面で会うようになっています」とCullen氏は語ります。「見ず知らずの者同士でも、Workplaceチャット上でチャットし、Workplaceを通してお互いにプロフィール写真やパーソナリティを見ることで、すでにお互いに知り合いのような感覚になっています」

Wake Up WarriorではWorkplaceにより、社内のエンゲージメントが80%向上しました。

Wake Up WarriorではWorkplaceにより、社内のエンゲージメントが80%向上しました。

Wake Up Warriorは現在急成長しています。

2017年12月のメンバー数は300名でした。その数は、今年の6月には1,000名に達しました。

また、先月にはGus氏のオンボーディングを終えたメンバー数が2,000名になりました。新規にメンバーになるとWake Up Warriorを30日間試用できるため、もちろんこの数字は多少変動することがあります。

Workplaceのボットがなかったら、仕事がまったくはかどりません。

Workplaceのボットがなかったら、仕事がまったくはかどりません。

– Wake Up Warrior、COO、Cullen Talley氏

Workplaceにより、Gus氏が率いる少人数チームでも、数千人規模の新規会員を労せず獲得できました。

Cullen氏はこう言います。「Workplaceのボットなしには、文字通り仕事がはかどりません」我々の成長スピードと12ヶ月後に達成を目指している目標を考えると、もしWorkplaceを利用できていなかったら、代わりに手作業で働く人員を多数雇用する必要があったと思います」

Workplaceのボットにより、Wake Up Warriorに自動化がもたらされました。Gus氏はボットプラットフォームとの連携を図り、Workplace上で15を超えるボットを構築し、毎月チームの仕事を数百時間分削減することに成功しました。以下はトップ3のボットです。

  1. コンテンツ作成のボット。このボットは、音声メッセージ、動画、Garrett氏からの示唆に富んだメッセージ、ポッドキャストのおすすめなどのパーソナライズされたコンテンツをWorkplaceチャットを通してメンバー全員に配信します。
  2. トレーニングのスケジュールを組むボット。Gus氏は毎週生中継のトレーニングセッションを開いており、これに12名が参加し、ライブ動画を利用した通話が行われます。時間調整のために一人ひとりと何度もやり取りする必要はなく、このボットがプロセスを自動化します。選択されたメンバーには、トレーニングを予約するためのリンク付きの招待状が自動的に送信され、そのリンクからは、1か月先にトレーニングできる場所がすべて表示されたCalendlyページに移動できます。トレーニングセッションの空いているところに自分で予約し、手続きが完了するとGus氏に通知されます。Gus氏によると、「1か月分のトレーニングのスケジュールは5分以内に決まります。オンボーディングを10倍スピードアップすることが可能になったのです」
  3. イベントオファーのボット。メンバー全員を対象としたイベントでは、リーダーシップチームは、コーチングやトレーニングのプログラムの割引を限定で提供するよう推進しています。イベント期間中は、ステージでプロモーションを行っているとおり、Workplaceのチャットで参加者にオファーを送信するボットを使用します。これにより、メンバーのオファーへの参加率は40%増加しました。
Example of bots Wake Up Warriors use through Workplace

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Wake Up Warriorの次なる展開とは?

Wake Up Warriorの次なる展開とは?

Warriorの女性たち。8月のパイロットイベントの後、Wake Up Warriorチームは、女性のモチベーション、インスピレーション、エンパワーメントに効果的な新規のプログラムやイベントの立ち上げに力を入れています。こちらのサイトで、引き続きご覧ください。

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