Workplaceリーダー: IFSはWorkplaceを活用してグローバルコミュニティを発展
IFSのCEOのDarren Roos氏に、最近導入したWorkplaceを活用して世界各地の社員をつなぎ、仕事における関係性をより緊密にした方法についてうかがいます。


IFSのCEOのDarren Roos氏に、最近導入したWorkplaceを活用して世界各地の社員をつなぎ、仕事における関係性をより緊密にした方法についてうかがいます。
IFSは、商品の製造と流通、資産の維持、サービス重視の業務管理を行う世界中の顧客に向けて、エンタープライズソフトウェアを開発ならびに提供しています。IFS社員3,500人でチーム体制を組み、65か所の現地オフィスのネットワークと拡大するパートナーのエコシステムから世界中の10,000人を超える顧客をサポートしており、IFSは各分野で最も推奨されるサプライヤーとされています。

IFS、CEO、Darren Roos氏
Workplaceの導入前の仕事の世界の様子
Workplaceを導入する前の社内のコミュニケーションチャネルは、長く引き継がれてきたものでした。イントラネットサイト、メール、電話会議を駆使して仕事を進めていました。しかし、事業がグローバルに拡大するにつれて、社としては、地理的な事情のサイロを解消し、社員がアイデア、ニュース、ベストプラクティスをリアルタイムで共有するためのスペースを増やしたいと考えていました。
“Workplaceは、トレーニングを幅広く社員に提供する必要のない、数少ないプラットフォームの一つでした。同僚たちには、最初から使い始める権限を与えられているという実感がありました。”
Workplaceを選んだのは、ライブ動画などの動的なエンゲージメント機能があること、またシンプルで直観的に使用できることが理由です。また、スタッフの多くはすでにFacebookに慣れていたため、広範なトレーニングを必要としない数少ないプラットフォームでもありました。同僚たちには、最初から使い始める権限を与えられているという実感がありました。
利用開始にまつわる経緯について少し教えてください。
実に大当たりでした。利用開始から1週間以内に、同僚の82%がアカウントを有効化し、その投稿数は3,000件を超えていました。1か月後には、3,500人いるスタッフの94%がアカウントを取得していました。
なお、私のシニアリーダーシップチームは、ライブ動画メッセージを通して同僚をWorkplaceに自ら歓迎することを積極的に行っていました。これにより、本人が自分のクリエイティビティとパーソナルな側面をよりアピールできるようになりました。乗馬中の自分を撮影した女性シニアリーダーもいれば、有名なブルジュアルアラブホテルの前で自分の姿を撮影した男性シニアリーダーもいました。このプラットフォームは、グローバルに展開する企業の日頃接することのないシニアリーダーと即時に顔を合わせる時間を与えてくれました。
“このプラットフォームは、グローバルに展開する企業の日頃接することのないシニアリーダーと即時に顔を合わせる時間を与えてくれました。”
利用開始時のエンゲージメントキャンペーンの一環として、私はトレンドハッシュタグ「#proudlyifs」を立ち上げ、当社の成功に光を当て、IFSファミリーの一員であることを誇りに思う瞬間を共有することにしました。
このハッシュタグに引き寄せられて社員が集まるさまも、またそれを使って各自が貢献してきたことを継続的に表明していく様子も見事でした。これは、社内の全レベルの同僚間に強い絆を築き、グローバルコミュニティの感覚を構築するうえで役立ちます。
Workplaceを利用することで、働き方はどう変わっていくと思いますか?
Workplaceを利用すると、大規模なグローバルビジネスの中に存在する地理的な事情と時差による障壁が瞬時に取り除かれました。このプラットフォームのおかげで、社員がどこにいても、お互いに自由にコラボレーションができるようになったのです。
“このプラットフォームのおかげで、社員がどこにいても、お互いに自由にコラボレーションができるようになったのです。”
実際、アイデアを共有したり、Workplaceに関するフィードバックを求めたりすることで、3,500人いるスタッフ全員の専門知識を活用することができます。そして、それは最高の製品を作り、お客様に適したソリューションを見つける能力に直結します。
また、Workplaceは、他の方法では実現できなかったコラボレーションの場も提供します。例えば、米国内の部署では、お客様の製品を実際に使っている写真を共有する社内キャンペーンを始めました。
これは、Workplaceを利用することで自分の生活にどのような影響があったのかを紹介していくものです。これは、当社の価値観や顧客中心のアプローチと非常によく合致しており、その実現にWorkplaceを利用するのはごく自然の流れと言えます。
時代とともに変化してきたWorkplaceの使い方
Workplaceが利用開始されたのはわずか3か月ほど前のことでした。その主な焦点は、無事に展開させ、同僚たちがプラットフォームに接続できるようにすることでした。社員には、投稿の公開、ドキュメントやリンクや動画の共有、適切なグループへの参加などに気後れすることなく取り組んでもらいたいと考えています。
Workplaceステータスページの導入
オフィス勤務再開の周知からハイブリッドワークの導入まで、Workplaceは業務を簡素化します。









“メールの利用が大幅に減少したことも特筆すべきですが、そのほかに、選択肢が豊富で魅力的な方法により、メッセージを共有する場が一元化されるようになりました。”
IFSは今後も、社員エンゲージメントを高める取り組みを引き続き強化していきます。その一環としてWorkplaceを活用し、企業価値を高め、企業の社会的責任のイニシアチブに関するニュースを共有し、ダイバーシティ、健康と福利など、私たちにとって重要な問題に焦点を当てます。
以前は不可能で今は可能になったことの例を挙げていただけますか?
IFSでは、Workplaceの利用が開始されるまで、地域の功績は地域単位で称えていました。情報収集やニュースの共有については、メール(デジタルニュースレターを含む)への依存度が非常に高かったのです。それが、Workplaceを利用するようになると、メールの利用が大幅に減少したことも特筆すべきですが、そのほかに、写真、動画、さらにはGIFなどのさまざまなマルチメディアを利用して選択肢が豊富で魅力的な方法により、メッセージを共有する場が一元化されるようになりました。
同僚たちがあまりにも愛用していることに圧倒されるくらい、このツールはグローバル コミュニティをより緊密なものにするうえで役立っています。なお、投稿やグループインサイトを介して利用できるリアルタイムの指標では、コミュニケーションの達成度を瞬時に測定することもできます。
“なお、投稿やグループインサイトを介して利用できるリアルタイムの指標では、コミュニケーションの達成度を瞬時に測定することもできます。”
今後、プラットフォームについてどのようなプランを立てていますか?
Workplaceは、聞くことだけではなくシェアすることにも活用していくことが重要です。社員たちは非常に熱心であるため、社員が投稿する最新情報を目にすることは非常に良いことですが、それと同時に、社員の共感を得ている問題に関して提案したり、フィードバックしたり、対話に参加する方向にもっていくことも同じく重要です。
仕事はまだ終わっていませんが、常に改善と進化を続けることが重要です。このことは、当社の新鮮な考え方から得られる顧客にとってのメリットと同じくらい重要なことであり、今後、当社が魅力的な雇用主であり続けるための鍵でもあります。
IFS、CEO、Darren Roos氏のご協力に感謝いたします。

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