Workplaceジャーニー: Clarins UK
デジタル・Eコマース・CRMディレクターのEmilie Maunoury氏に、WorkplaceがClarinsのフロントラインワーカーをいかに効果的につなげたかについて話を聞きました。


従業員の9割がリモートで仕事をし、仕事用の電話、パソコン、メールアドレスを持っていない場合、社内のつながりをどのように実現できるでしょうか?これは10月に開催されたFlow 2018のステージでMaunoury氏が応じた質問です。
「当社の従業員の90%は店頭のビューティーアドバイザーです」と同氏はFlowの聴衆に説明しました。「Workplace導入時の最初のアイデアは、双方向のコミュニケーションを実現することでした。郵送物を介したり、さまざまなエリアマネージャーと何度も対話を重ねることなく、すべての人々をつなげることを目指しました」
しかし実際に運用してみると、その期待以上の効果が得られました。Workplaceは、すでにタテ割り構造を取り払い、予想をはるかに超える広い範囲でコミュニケーションを改善しています。
会社をコミュニティに変える
「とてもうまくいきました。まるで魔法みたいです」とMaunoury氏は言います。「Workplace効果は絶大です。人々に発言の場を提供したところ、皆が活発に発言し始めました」
「Workplace効果は絶大です。人々に発言の場を提供したところ、皆が活発に発言し始めました」
これは大げさではありません。まだ初期段階ですが、Clarinsのエンゲージメント率は87%に上り、80%以上のClarins UKのスタッフが毎週Workplaceに何らかの投稿をしたり「いいね!」やコメントをしたりして、社内の会話に積極的に参加しています。
「ピアツーピアのコミュニケーションが生まれました。これは予想外のことでした」とMaunoury氏は言います。どういうことでしょうか?これはつまり、会社がコミュニティのようになったということです。
「例えば...」とMaunoury氏は説明します。「あるビューティーアドバイザーは1人で仕事をし、エリアマネージャーとは月に1回しか顔を合わせないとします。でも今はWorkplaceで、自分の仕事内容をシェアすることができます」
「そして、ブライトンやマンチェスターで他の誰かがやっていることを見て、コミュニティの一員であることを実感しているのです。どこをとってもメリットしかありません」
スタッフの離職率の低減
英国の小売業界の現状を踏まえても、Clarinsがスタッフを確保するうえで、Workplace導入の効果は大きいとMaunoury氏は考えています。
「Workplaceを導入してまだ5か月ですが、導入後、社員の離職率が2%減少しました」と同氏は言います。
「Workplaceを導入してまだ5か月ですが、導入後、社員の離職率が2%減少しました」
社員全員を巻き込む
「Workplaceを愛用している、使ってみたら仕事が変わったという意見がたくさん寄せられています」とMaunoury氏は言います。
「(Clarins UKのマネージングディレクターの)Debbie Lewisが誰かの投稿に「いいね!」やコメントをすることが、その人にとって大きな励みになります。すごくすばらしいことですよね」

「エンゲージメントが低下するのではと危惧していました。効果がいつまで続くかわからないと思ったのです。でも、毎週上がっています」
Maunoury氏とそのチームは、今後Clarins本社にWorkplaceを定着させることに重点を移していく予定ですが、今後もエンゲージメントが継続的に向上することを願っています。
Emilie Maunoury氏(Clarins UK)のご協力に感謝申し上げます。

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