Workplaceのデータは誰が所有し、どこに保存されるのですか。
Workplaceエンタープライズ契約では、Workplaceのお客様がデータ管理事業者、Facebookがデータ処理事業者の立場を取っています。
お客様はデータ管理事業者として、変更、削除、エクスポートの判断など自社データの取り扱いに関する意思決定を行います。社員がWorkplaceで作成したデータは組織に帰属し、社外には公開されません。
Workplaceオンライン利用規約ではお客様のデータを扱う際のさまざまな保護策が定められています。具体的には、Workplaceオンライン利用規約のデータ処理に関する補足条項およびデータセキュリティに関する補足条項に規定されています。EUのお客様については、標準契約条項(SCC)を組み込んだ補足条項を定め、一般データ保護規則(GDPR)に基づくデータ管理事業者としての義務を確実に遵守できるようにしています。
データの保管
Workplaceのプラットフォーム内では、データを保護して高いパフォーマンスと可用性を確保するため、データは米国およびEU内の複数のデータセンターに分散して保管されています。
Workplaceのインフラストラクチャは世界各地に分散して配置されているため、どのような事態が生じても稼働を継続できる設計となっており、次のような特長を備えています。
- データセンターとオフィスの物理的セキュリティの確保
- サービス拒否攻撃や災害の緩和
- 機械学習を利用した高度な脅威インテリジェンスと自動検出
- 専任チームによる24時間年中無休のモニタリング
データの分離
WorkplaceとFacebookは独立したプラットフォームであり、アカウントとプロフィールは個別に管理されます。一方に投稿した内容が他方で表示されることはありません。ただし、Facebookの全社的投資によって構築されたセキュリティ、インフラストラクチャ、技術革新は、Workplaceにも取り入れられています。
Workplaceにおける広告の不使用
弊社では、お客様がWorkplaceで快適な体験を得られるようお客様のデータを取り扱っています。お客様のデータが広告を表示するために使用することはありません。また、社内外でお客様のデータが不適切に使用されることを防止するために厳格な対策をとっています。