LIXIL
LIXILは水まわり製品や住宅設備を供給する世界的なメーカーで、東京に本社を構えています。150か国以上におよそ270の子会社と関連会社があります。

製造業

60,000人

アジア太平洋

課題
一連の買収を通じて拡大してきた同社にとって、世界中の従業員をつなぐために、統一された確固たるカルチャーを築くことは急務でした。2018年のWorkplace導入はその取り組みの一貫でしたが、新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受けて、本社の経営陣は、フロントラインマネージャとのつながりをよりいっそう改善する必要性を認識し、彼らとの距離を縮めるにはWorkplaceがうってつけであることに気づきました。

Workplaceの利点
同社は当初、コミュニケーションとコラボレーションのために複数のツールを使用していました。その中でWorkplaceは、同社の多様な社員が必要とする多機能で多目的なソリューションであることがわかりました。
成果
85%毎月Workplaceを利用している社員の割合
400%1日のメッセージ数の増加
10%社員間でのやり取りの増加
Workplaceの効果

勤務地を問わずフロントラインワーカーの声を聞く
新型コロナウイルス感染症の世界的流行下で、同社のCEOである瀬戸氏と世界中のリーダーたちは頻繁にタウンホールミーティングを開催しました。ライブ動画によって会社の最新情報を共有し、工場スタッフから懸念事項や意見を聴き取ることができました。自分たちの声が届いて考慮されていると社員に感じてもらうことが、エンゲージメントや士気の向上につながっています。

社員に向けた効果的なコミュニケーション
Workplaceに開設された新型コロナウイルス感染症関連の公式グループは、最も重要なコミュニケーション手段となり、同社社員にとって唯一の信頼できる情報源となっています。同社のリーダーは、重要な情報を効果的に広め、社員を迅速に指揮することができました。これは新型コロナウイルス感染症の世界的流行下において極めて重要です。

つながりを保ち、俊敏な意思決定を実現する
Workplaceは、本社リーダーとの双方向のコミュニケーションを促すことでフロントラインマネージャをサポートしています。コミュニケーションの断絶が解消された結果、意思決定者は社内の状況についてあらゆる観点から理解を深めて、情報に基づいた判断をより迅速に下せるようになりました。

社員同士の学びを促進
フロントライン社員は、別の拠点の業務について理解するのにWorkplaceを活用しています。これがベストプラクティスの発見につながり、自分たちの拠点にも取り入れることができます。問題に直面したときには、Workplaceコミュニティに相談してサポートしてもらいます。このような情報収集やクラウドソーシングは、生産性にも社員のエンゲージメントレベルにも大きな影響を与えています。
「Workplaceは以前からメインの社内コミュニケーションプラットフォームでしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、さらに不可欠な存在になりました。いまやWorkplaceは社員が仕事と交流のために集う広大な憩いの場となっています。どちらも、社員の満足感と生産性を高めるために欠かせません。Workplaceを使用していなければ、私たちは今のような方法で社員間やチーム間のコミュニケーションやワークフローを維持できていなかったでしょう」

Jin Montesano氏
最高人事責任者(CPO)