Workplaceにより社員のエンゲージメントが40%向上

金融サービスプロバイダーであるRHBは、分野ごとに分かれたサービスと、迅速でわかりやすいカスタマーエクスペリエンスを提供できる環境により、包括的なソリューションを提供しています。顧客と長期的な関係を築ける優秀な人材の確保に重きを置いています。

Workplaceの利点

社員向けポータルを設けているにもかかわらず、社員のエンゲージメントの向上に頭を悩ませていたRHB。一方向のみのコミュニケーションに偏っていたこのポータルでは、シンガポールの各地に点在する支店とチームで働く社員たちの間に仲間意識を築くことができないでいたのです。この問題を解決したのは、社員たちが一切のトレーニングなしで手軽に利用を開始できる、使い慣れたユーザーエクスペリエンスデザインを備えたオープンなコミュニケーションプラットフォームでした。

ある社員の勧めでRHBの経営陣はWorkplaceの導入を検討しました。その結果、Workplaceを利用することで、煩雑なデプロイメント、大規模なトレーニング、高い費用を要することなく現在直面している課題の50%を解決できることがわかったのです。さらに、社員があらゆる方面からフィードバックやパフォーマンス評価を受けられるようになることで、健全で透明性の高い職場文化を築けることもわかりました。

金融サービス
17,000人
アジア太平洋

「すばらしい職場を築くことを目指している私たちRHBは、ビジネスを成功に導くインクルーシブな企業文化の醸成に取り組んでいます。ビジネスの成功を個々のチームが別々に祝うのではなく、企業全体でその喜びを分かち合う方法を探していました」

Luke Diep
RHB、ブランドマーケティング・コミュニケーション責任者

成果

90%
Workplaceを毎月利用するRHB社員(シンガポール勤務)
40%
Workplaceの運用開始後に社員エンゲージメント率が向上

力強く、結束力のある企業文化

地域全体で多岐にわたる業務を遂行し、多様な文化背景を持つ17,000人の社員。RHBはこうした社員のためにポータルを整備したにもかかわらず、強い結束力のあるチームを構築することが困難な状況に直面していました。一方向のコミュニケーションに制約されていた以前のポータルではエンゲージメント率が30%未満に停滞。社員をサポートすることも、ビジネス上の大事な出来事をトラッキングすることも、仲間意識を醸成することも容易ではありませんでした。

しかし今では、透明性の高い開かれたWorkplaceプラットフォームのニュースフィードやライブ動画の機能により、社員たちは地域全体でリアルタイムのコミュニケーションを取ることができています。馴染みがあるインターフェイスのため、最近の企業イベントの写真をシェアしたり、研修活動のライブストリーミングを投稿したり、「家族の日」といったチームビルディング活動を企画したりするのも簡単です。

効果的かつ効率的な運営モデルの構築

地域に散在する334の支店を有するこの金融企業にとって、支店間でのアイデアの共有、署名や承認が必要な文書の管理は大きなコスト負担となっていました。RHBは、メールであれ投稿であれ、もっとスマートでスピーディーで現代の社員のニーズにも合うコミュニケーション手段を見つける必要があったのです。

そこでRHBはWorkplaceボットを導入し、会議室のスケジュール設定や予約などの煩雑な管理タスクを自動化することに成功しました。これまで手間と時間のかかっていた業務を今ではほぼ操作なしで行えるようになっています。これらの業務が人為的なエラーから解放された現在、RHB社員たちはカスタマーエクスペリエンスの強化といった、実利的な影響を及ぼす領域に効率的に時間を使うことができるようになったのです。

社員の生産性とモチベーションを遠隔測定

新たに採用した社員一人ひとりについて採用後の状況を把握することは、特に全員が別々のオフィスに配属された場合、非常に困難になります。人事部(HR)チームは、頻繁に連絡を取り合える体制がなければ、各新規採用者の研修課題を調整することは難しいと感じていました。

この問題を克服するために、RHBはWorkplaceパートナーであるEnboarderをWorkpalce環境に導入しました。これにより、HRチームはさまざまなツールを利用してオンボーディング期間中の定期的な連絡を設定、調整したり、パフォーマンスを遠隔で把握したりできるようになりました。また、シームレスで一貫性のあるオンボーディングプロセスを整えたことで、新規採用者が歓迎されていることを実感できるようになって社員定着率が顕著に改善し、既存の社員については大きな組織の一員としての親和感を覚える人が全体で40%増えました。同時にエンゲージメントも高まりました。

2017年のWorkplaceの導入以来、RHBではこのプラットフォームで支店、部門、階層レベルの枠を超えてより積極的に交流し合う社員の姿が見られています。縦割りになりがちな傾向を打破したRHBは企業全体でコラボレーション、コーポレーション(協力)、コミュニケーションを推進することに成功したのです。


主な機能

統合

導入済みの業務ツールとリンクできます。

ライブ動画

対面に近い感覚でチームとコミュニケーションを取ることができます。

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