Oxfam

カスタム統合を利用して業務改革を実現

業種

非営利

団体の規模

10,000人以上

地域

全世界

Oxfamは20の組織からなる国際協力団体で、90カ国以上のパートナー団体とともに活動しています。Oxfamのミッションは、人々が自力で貧困から抜け出すための実践的な手段を見つけ出すことです。また、貧困に苦しむ人々が声をあげ、自らの生活に影響を及ぼす地域社会や世界の状況を変えていくための支援活動を行っています。

1万人以上の職員を抱えるOxfamは、組織ごとの独立性を保ち、改革を促進すると同時に、中央組織による指導と意思決定を実現するという課題を抱えていました。また、職員全体でどのようにコミュニケーションを取り、共同作業を行うかも難しい問題でした。一元的に整備されたITシステムがほとんどなく、職員が利用できるテクノロジーは部門ごとに大きく異なりました。

Oxfamが理想とするソリューションは、単一のアクティブディレクトリを整備し、全職員が同じ中央集中型のITシステムにログインできるようにすることでした。しかし、ベンダーを探す段階で、その実現は不可能に近いことが判明します。そのようなとき、Workplaceが登場し、Oktaを併用することでソリューションの実現が容易になりました。WorkplaceとOktaを組み合わせることにより、統一プラットフォームとシングルサインオンアクセスが実現し、Oxfamの業務に大きな変化をもたらしました。

成果

71%の職員が毎月Workplaceを利用

Workplaceの効果

コミュニケーションにおけるWorkplaceの活用事例

コミュニケーションを改善

まず、Workplaceは、Oxfamの主要な課題の1つであったコミュニケーションの問題解決に役立ちました。

Workplace導入前、異なる傘下組織の間で職員同士がコミュニケーションを取ったり情報を共有したりすることは困難でした。従来のメールによる連絡が唯一の手段でしたが、これは非常に閉鎖的なものでした。

一方Workplaceでは、Oxfamのあらゆる業務や活動についての情報を共有できます。あるときは、ロヒンギャ危機の際に話題となった印象的な写真を撮影した救援隊員を特定するのに役立ちました。しかし、Workplace導入のメリットはこれだけではありませんでした。

共同作業におけるWorkplaceの活用事例

効果的な共同作業を実現

導入後まもなく、Oxfamの職員はWorkplaceを活用して従来よりも効果的に共同作業を進め、仕事を完了できるようになりました。秘密のグループでのコミュニケーションは、メールに代わって、プロジェクトに共同で取り組む際の主な連絡方法になりつつあります。

Boxとの統合により、複数のツールをまたいだ作業がより構造化され、シームレスに行えるようになりました。Oktaとの統合では、セキュリティグループやその他のアクティブディレクトリの属性に基づき、Workplace内で大規模にユーザーを自動作成できるようになり、ユーザー管理が容易になりました。

具体的には、プロジェクトに参加したばかりのメンバーが、わずかな労力で状況を完全に把握できるようになりました。

自動化を利用したWorkplaceの活用事例

自動化ソリューションを導入

Oxfamは業務改革に向けて次の一歩を踏み出しています。同団体初のボット「OxBot」を導入することにより、組織の日常的な課題の解決にも取り組み始めています。OxBotは専門用語を検出するボットで、言葉の頭文字からなる略語の意味を教えてくれます。今後は他の内部情報源へのリンクも備え、より多くの情報を伝えられるようにしていきます。

「Workplaceは実に素晴らしいと思います。世界のどこにいるか、どのITシステムに属しているかに関係なく、同等の発信力を持つことができます。このようなスペースで対等にやり取りできることが、スタッフの大きな活力になっています」

Dianna Langley氏

Dianna Langley氏

Oxfam、Digital Workplace Manager

主な機能

ボット

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