Workplaceパイオニア: Workplaceの活用がElkjopのフロントラインワーカーと非正規従業員をつなぐ仕組み
Elkjopの北欧コミュニケーションマネージャとのインタビューの第2部では、Workplaceがフロントラインワーカーと非正規従業員を結びつける仕組み、そしてほかの小売業者にWorkplaceの導入を勧めたい理由について話を聞きました。


Line Oddekalv氏は、ElkjopにおけるWorkplace導入チームのリーダーとして、Workplaceを活用して社内に変革をもたらすうえで大きな役割を果たしました。
Workplaceで業務を簡素化
オフィス勤務再開の周知からハイブリッドワークの導入まで、Workplaceは業務を簡素化します。









同氏にとって、Workplaceを活用した場合の最も目覚ましい影響とは何でしょうか。
「1つだけに絞るのは難しいのですが」と切り出したOddekalv氏は、組織としてのコミュニケーションのあり方に変革をもたらした点を挙げました。

リアルタイムの影響
「全員をつなげることができるというのはとても大きな影響です。従業員同士がコミュニケーションをとる方法がなかった状態から、突然全員がつながるようになったんです。明らかな変化がありました。プロフィール写真で互いの顔を見ることだってできますし、ライブ会話も可能です」
社内の会話に対してリアルタイムで透明性のあるリアクションができることの効果は、導入後すぐに判明しました。Oddekalv氏の上司が初めてWorkplaceグループにメッセージを投稿したときのことです。
「上司は、従業員たちがすぐに自分のメッセージを見てくれたこと、そしてメッセージについたリアクションや「いいね!」の数に驚いていました。これはうまくいく、そんな表情をしていました。上司がそう考えてくれれば、そこから先はうまくいくものです」
小売業者こそWorkplaceを導入するべき理由
フロントラインワーカーや非正規従業員をつなぐことは小売業者にとって不可欠です。Workplaceなら、それがスピーディかつ効果的な形で実現します。
理由は、Workplaceはモバイルファーストであること、そして使い慣れた形式なので、あらゆる場所にいる従業員とすぐにやりとりを始められることです。また、ニュースフィードで常に最新の社内ニュースを知ることができます。Workplaceチャットを使えば、ほかの店舗と連絡を取り合ったり、提案やフィードバックを店頭から直接送信したりできます。
結果的にそれが従業員にも会社にも多くのメリットをもたらします。「従業員たちをつなぎ、フロントラインワーカーも関わることのできる体制ができれば、的確な対応をとるために必要なインサイトを得ることができます。また、お客様が必要としているものを正確に把握しているのは現場のスタッフですから、これまで以上に顧客サービスに力を入れることができます」
Workplaceを活用してフロントラインワーカーの関わりを高めることで、的確な対応を実施するために必要なインサイトを得る
パートタイムやシフト制で働く人たちにも同じことが当てはまります。「もう一つ素晴らしい事例を紹介すると」とOddekalv氏は続けます。「全員に同じ情報が届くよう徹底したくても、必ずしも同時に人が揃うとは限りません。それがWorkplaceを使えば可能になるのです」
小売業者こそWorkplaceを導入するべき理由
導入を成功させるうえで重要な鍵となるのは情報収集です。「まずは全社から情報を集める必要があります。全員からです」とOddekalv氏は言います。「それぞれのプロセスやWorkplaceを使いたい場面を把握する必要があります」
このためには、最初からマネージャたちの協力を得ることも非常に重要です。各部門の事例を検討して、マネージャたちがWorkplaceを活用した場合のメリットを明確に理解できるようにします。そうすることで、プロジェクトの遂行に協力してくれるようになり、「エンゲージメントの原動力」となってくれるでしょう。
問題点をフロントラインから解決
Oddekalv氏は、小売業者特有の課題に対してWorkplaceを活用する優れた例を紹介してくれました。それは、店頭からのフィードバックを拾い上げ、対応策を講じることに尽きます。
「時には現場で問題が発生することがあります」と同氏は言います。「商品の価格が間違っていたり、商品情報が正しくなかったり。現場の人間ならそれを把握できます。スタッフが見つけることもあれば、お客様から指摘されることもあります」
「当社にはフィードバック用のWorkplaceグループがあり、問題点をグループに報告するだけですぐに修正されます。これは実に大きな効果をもたらしました」
小売業者は従来、問題を本社に報告する方法に悩まされていました。しかし、Workplaceがあればもう大丈夫です。「今ならフィードバック用のWorkplaceグループがあります。何か問題を見つけたら、グループに報告するだけですぐに修正されます。これは実に大きな効果をもたらしました」
オンボーディング、ボット、トレーニングの改良
Oddekalv氏が率いるチームはWorkplaceを導入したばかりですが、さらにWorkplaceを活用するため、画期的な計画を進めていこうとしています。
「できることはまだまだたくさんあります。インベントリーボットなどのボットをいくつか導入予定です」この導入の目的は、在庫プロセスの自動化をさらに進めることです。
「未受講のクラスやオンライントレーニングプログラムのリマインダーを送るボットも欲しいです」
また、人事部による新入社員のオンボーディングにWorkplaceのボットをどう活用できるかという点も調査していると言います。例えば、自動チャットなどを使って、新入社員が仕事を始めるために必要な情報にすぐにアクセスできるようにすることなどが考えられます。
「未受講のクラスやオンライントレーニングプログラムのリマインダーを送るボットの導入も検討したいと思っています」
これは、従業員のキャリア開発にWorkplaceを活用する素晴らしい方法です。「従業員にキャリア開発を進めてもらうことで、従業員の能力レベルをさらに高めることができます」と同氏は言います。
ElkjopのLine Oddekalv氏のご協力に感謝いたします。

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