WorkplaceによるAstraZenecaのパンデミック対応管理活用事例

大手バイオ医薬品会社のAstraZenecaは、全世界70,000人の社員をWorkplaceで繋げています。そのプラットフォームは同社のパンデミックへの対応と将来の戦略策定を支援し、重要な役割を果たしました。

カスタマーニュース | 所要時間: 3分
投稿者: Matthew Le-May
Workplace from Meta

Workplaceを早くから導入したAstraZenecaは、Workplaceがコミュニケーションツール以上のものであることを知っています。WorkplaceはAstraZenecaを多大な成功へ導くと同時に、社員のグローバルコネクションとコミュニティを形成するのに役立っています。

世界的なパンデミック渦中での繋がり

世界的なパンデミック渦中での繋がり

2017年にグローバル製造・供給チーム向けのパイロット版として導入されたWorkplaceは、当初から好評を収め、2018年初頭には全社に展開されました。WorkplaceがAstraZenecaで受け入れられた理由は何でしょう?社員はFacebook機能を使い慣れていたため、Workplaceの使い方を把握していました。時を経て2021年には、AstraZenecaはWorkplaceによって100か国以上70,000人の社員が連携をとり、日常業務の要となっています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック禍では、24時間体制業務、科学上の飛躍的進歩、人道援助と寄付活動の支援を行うなか、AstraZenecaにとってかつてないほど不可欠なツールとなりました。

「AstraZenecaは、がん、呼吸器、免疫、循環器といった医薬品を患者さんに継続的に届けるため、全事業部でデジタル化の迅速な導入が必須であると認識していました」(AstraZenecaインターナルコミュニケーション責任者、Alun Metford氏)。

同時に、新しい働き方に適応できるよう社員への支援が必要でした。そんなとき、Workplaceが真価を発揮したのです。自宅やラボから、または現場でも、Workplaceは全員が繋がりながら業務を遂行できました。最新情報の共有のほか、CEOのPascal Soriotを含む経営幹部の企業ガイダンスも行われました。「Workplaceによって心温まる瞬間を皆で祝うことができ、弊社がもたらす影響を人々と分かち合うことができました。」(同社、Alun Metford氏)

クラウドソーシングによるAstraZenecaの未来

クラウドソーシングによるAstraZenecaの未来

その結果、WorkplaceはAstraZenecaの将来のビジネス戦略に向けたアイデアを共有するハブとなり、社員が進歩していくための重要かつ新たな方法を提供しています。「弊社は常にインクルーシブな企業です。優れたアイデアはどこからでも取り入れます。トップダウンではありません。社員からの多くのアイデアは、大きなものであろうと個々のイニシアティブであろうと、AstraZenecaの戦略と行動の中心部分を形成します。」(Alun Metford氏)

この信念は、以前はAstraZenecaの企業向けクラウドソーシングプログラムの基礎となり、現在はWorkplaceを通じて社員がさらにアクセスしやすくなっています。Sideways 6の統合を活用して双方向エンゲージメントと参加を促進し、全事業部の社員が将来を見据えたアイデアに貢献できるようになりました。AstraZenecaの成長戦略を報告する2020年のイベントは、Workplaceで開催されました。ここでは2週間で56,000件のアイデアが社員から寄せられ、数百万ドルの投資をもたらしました。パンデミックから学んだ教訓を得るための別のイベントでは、24,000件のアイデアが寄せられました。

AstraZenecaの94%の社員が、会社の将来の方向性を信じ、89%の社員が優れた職場だと回答するのは驚くことではありません。「具体的な変化を促し、働き方の変化への対応に役立つWorkplaceは、AstraZenecaの社員エンゲージメント率を高めています。」(Alun Metford氏)

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未来の働き方

未来の働き方

AstraZenecaでは、2022年以降もWorkplaceがビジネス成果を提供し、社員の強いエンゲージメントを維持するうえで重要な役割を果たすであろうと期待を寄せています。Alexionを買収したばかりのAstraZenecaは、4,000人以上の新社員とAstraZenecaコミュニティを繋ぐために、Workplaceを使用していきます。

「Workplaceは、新しい常識に適応するために中心的な役割を果たしていくでしょう。科学のニュースからAstraZenecaが医療を変化させている様子まで、Workplaceで目にし、誇らしく感じる事例を日々紹介しています。Workplaceは、弊社の患者さんや社会に与える影響について認識を高め、それを実現した個々の社員を称賛するのに役立っています。」(Allun Metford氏)

WorkplaceのEMEA責任者、Nazir UI-Ghaniは次のように述べています。「AstraZenecaはパンデミックへの対応においてリーダーであるだけでなく、高レベルのエンゲージメントを維持し、社員によるビジネス形成の機会を提供し続けてきました。Workplaceは、このことを可能にし、70,000人を超えるAstraZeneca社員がつながり、エンゲージメントとイノベーションを起こすために共に大きな役割を果たせたことを大変誇りに感じています。」

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