Workplaceの新機能2018年12月
Workplace製品の最新発表を毎月まとめています。
明けましておめでとうございます。12月は年末シーズン真っただ中であっという間の1か月でしたが、Workplace by Facebookの大幅な改良に取り組みました。
2019年がスタートしたばかりですが、Workplaceはすでに新機能のリリースを開始しました。Workplace by Facebookの製品発表グループにご参加いただくと、常に最新情報をリアルタイムで入手できます。
Workplaceで業務を簡素化
オフィス勤務再開の周知からハイブリッドワークの導入まで、Workplaceは業務を簡素化します。
WorkplaceがISO 27018の認証を取得
このたび、ISO/IEC 27018:2014のセキュリティ規格認証を取得し、セキュリティの信頼性をさらに高めることができました。
ISO 27018について
ISO 27018は情報セキュリティ管理システムを土台とする、プライバシーに関する国際標準です。パブリッククラウドのコンピューター環境で管理される個人情報(PII)を保護するための、一般に認められている管理とガイドラインが定められています。組織がこの標準の認定を受けるためには、次のような要件を満たす必要があります。
- クラウドカスタマーがPIIのアクセス、修正、削除を行うことができるようにする
- 意図した目的のデータ処理を確実に行い、文脈を無視しない
- 一時ファイルの削除手順を定義する
- 定義された開示手順を実行する
- クラウドサービスプロバイダーが下請業者を使っている場合、オープンで透明性のある通知を行う
- 侵害通知手順を通じて説明責任を促す
- クラウドサービスプロバイダーの情報セキュリティ要件を厳格化する
利用者にとっての意味
Workplaceは2017年10月にISO 27001の認定を受けました。これは、組織が管理し処理する情報の機密性、保全性、提供状況を保証するものです。ISO 27001ではリスク管理プロセスも適用されるため、この認証を得た組織はリスクを管理できます。
ISO 27018の認定取得を受けて、当社はお客様のニーズや要望に合わせたセキュリティ管理の強化を目指しました。
こうした施策の結果、お客様はPIIをより細かく管理できると同時に、PIIの用途を確認できるようになっています。WorkplaceのISO 27018認証により、お客様は最高レベルの業界標準に沿ったデータ処理方法に従っていることが保証されます。
ISO/IEC 27001の標準とISO/IEC 27018に盛り込まれている実施基準に従うことにより、当社はWorkplaceのプライバシーポリシーと手順が健全で、高レベルの標準に従っていることを示しています。
この最新の目標を達成できたことをうれしく思います。セキュリティに関するWorkplaceの取り組みについて、詳しくはWorkplaceのウェブサイトをご覧ください。または、こちらのISO 27018認証をご確認ください。
Workplaceチャットアプリの更新と改善
12月17日に、Workplaceチャットアプリ改良版の導入を開始しました。10月に導入された新しいMessengerナビゲーションに対応しています。また、スレッドをカスタマイズするうえで便利な追加機能も統合しました。このような変更はすべてのデバイスやプラットフォームに有効で、今後数週間ですべての人にご利用いただけるようになる予定です。
新しいWorkplaceチャットでも、Messengerと同じ、使い慣れたインターフェイスは変えていません(チャットやメンバーに焦点を当てたタブを備えたシンプルなレイアウトなど)。また、チャットスレッドの色をカスタマイズできるようになりました。このような変更を反映するには、Workplaceチャットアプリをアップデートする必要があります。
新しいWorkplaceチャット
Workplaceでのメンバーの追加と削除がより簡単に
G SuiteとAzure ADの統合
Workplaceに組み込まれているAzure ADおよびG Suite統合を通じたプロビジョニングは、Workplaceをすべての人に利用してもらうための、最もスピーディかつ簡単な方法です。現在、WorkplaceとこれらのIDPが常に同期されるよう、インスタントアップデートやインスタント利用解除を提供しています。詳しくはこちらをご覧ください。利用を始めるには、管理者用パネルの[メンバーを追加]タブに移動します。
CSVを使ったアカウントの一括追加と利用解除
一括追加と利用解除の機能が改善されて、スピードと信頼性が増しただけでなく、サイズの大きなCSV(最大10,000ユーザー。さらに拡大中)もサポートできるようになりました。 進行状況バーも表示され、システム管理者がアップロードをモニタリングできるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。
コメントへのファイルの添付
コンテキストの切り替えは、プロジェクトまたはタスクで作業している場合に、支障をきたしたり非効率になったりする可能性があります。コメントのファイル機能を使うと、グループディスカッションを1か所でシームレスに開始して保守できます。Workplaceグループまたはタイムラインに投稿してスレッドを開始し、そこでスレッドを保持して、ファイルなどの回答をメンバーが共有できるようにしましょう。
Workplace投稿のコメントセクションで、[ファイルを添付]をクリックし、添付するファイルを選択します。最大100MBのファイルを1つ添付できます。
コメントにファイルを添付しましょう。
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