専門分野を越えたコラボレーションを向上させるための8つのアドバイス

共通の目標を達成するには、専門の異なる社員同士でのコラボレーションが必要です。プロセスを円滑に進め、改善する方法をご紹介します。

チームのコラボレーション | 所要時間: 6分
tips for better multidisciplinary collaboration - Workplace from Meta

スキルや思考、物事の進め方が異なる多様な人材が集まるグループでは、仕事がスムーズに進まなくても当然です。しかし、チームワークと効果的なチームコラボレーションの重要性を甘く見てはいけません。これらは、あらゆる組織で成功のために欠かせない要素なのです。

専門分野を超えたコラボレーションのメリット
専門分野を超えたコラボレーションのメリット

多様な専門分野を持つメンバーで構成されたチームは、異なる部署間を行き来しなくても、互いに補い合う異なるスキルを結集させて、自立した1つのグループとしてプロジェクトに取り組むことができます。その方法で、より総合的かつ効率的な問題解決方法を提案します。

複数専門分野のチームのメンバーは、さまざまな経験や知識を持ち寄ることで、互いの専門知識から学び、新しいスキルを身につけることができます。より多様な視点を持つことは、優れたイノベーションと創造性につながるだけでなく、集団思考に陥る危険性の回避にも役立ちます。

また、専門分野を超えたコラボレーションにより共同体意識が促され、社員エンゲージメントが向上する可能性もあります。チームメンバーは、通常の縦割り構造の中で仕事をするのとは異なりプロジェクトを全体的に捉えることができるため、仕事の成果に対する当事者意識も高まります。

専門分野を超えたコラボレーションでは、ワークフローを合理化することで、本来であれば部署が異なっていたかもしれない社員同士のコミュニケーションが改善される場合があります。またこうすることで、生産性が向上するだけでなく、さまざまな関係者の目標とニーズを調整し、共通の目的を達成するためのアプローチを見つけるのにも役立ちます。

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専門分野を超えたコラボレーションに関するアドバイス

専門分野を超えたコラボレーションに関するアドバイス

そこで、専門の異なるメンバーで協力的なチームを構築するためのアドバイスをご紹介します。

1. 誰が、何を、なぜ行うのかを理解する

専門の異なるメンバーで構成されるチームのメンバーは、資格やトレーニングの経験、仕事のやり方が異なっています。そのため、「彼らと私たち」を分けてしまう文化が生まれてしまうことがあります。これはチームワークにとって良いことではありません。メンバー全員が自分の役割を十分に理解するだけでなく、他のメンバーの役割を認識することもきわめて重要です。チームメンバー同士の理解が深まれば、職場で生じうる緊張感を緩和するうえで大いに役立ちます。

2. お互いから学ぶ

異なるスキルやアイデアを持つメンバーで構成されるチームがあるということは、すべての社員が知識を広げる大きなチャンスを得たということです。チームでの協力が順調に進めば、メンバーは常にお互いから新しいことを学べるようになります。物理的に離れていても、複数専門分野のチームはコラボレーションツールを使用してバーチャルのブレインストーミングセッションを行い、お互いのアイデアを出し合うことができます。また、こうしたプラットフォームを使うと、チームメンバーが提案に対してすぐにフィードバックすることもできます。これは創造性を育み、個人の成長を促すのに役立ちます。

3. 他の人の意見を尊重する

スキルやバックグラウンドの異なるメンバーを集めると、対立や衝突が生じる可能性があります。また、グループ内で特定の役割を見下す傾向が生まれることもあります。すべてのチームメンバーに意見を述べる機会を与え、他者のフィードバックやアイデアを受け入れるよう奨励することが不可欠です。

専門の異なるメンバーで構成されているチームが自信を持ってアイデアや懸念事項を共有できるようにするには、互いを尊重するコミュニケーションが鍵となります。これをチームとして達成するには、いくつかのガイドラインを設定する必要があるかもしれません。チームでのコラボレーションの目的は、すべてのメンバーがさまざまな視点やスキルを提供して共通目標の達成に役立てることです。このことをメンバーに認識してもらう必要があります。違いを無視するのではなく、歓迎するよう促してください。

4. 権力争いを防止する

専門の異なるメンバーで構成されるチームでは、誰が最も大きな権限を持っているのか、わかりにくいものです。チーム内に、他のメンバーより地位の高いメンバーがいる場合もあります。チームのミーティングで、主導権争いが起きたり、プライドが邪魔をすることもあるでしょう。チーム内で自分の専門分野が平等に扱われていないと感じて、疎外感を覚えるメンバーが出るかもしれません。最も関連性の高いスキルや専門知識を持っているチームメンバーがリーダーを務めるのは適切かもしれませんが、チームという環境では、特定の一人が常にボスになることはありません。リーダーでも、他の人の後につくことを学ぶ必要があります。

5. 混乱を招く専門用語を使わない

仕事で専門用語や流行語を当たり前に使う人は少なくありません。しかし、チーム内では、一部のグループにはよく理解してもらえるフレーズでも、他のグループにはまったく意味不明なことがあります。したがって、チーム内では専門用語を使用せず、平易な言葉を使うようにしてください。これは、プロジェクトの技術的内容を説明する必要がある場合でも同様です。

6. ミーティングの時間が有効に使われるようにする

複数の調査により、英国の知識労働者は、1年間に5日分の労働時間を「やらなくても済む」ミーティングや通話に浪費していることが示されています。生産性が妨げられたり、チームの時間の軽視につながったりしないよう、チームミーティングは効果的かつ効率的に行うようにしましょう。

チームメンバーに最新情報を伝える際には、本当にミーティングが必要か、もっと時間のかからない方法で伝えられるのではないかということを考えてください。もしミーティングが必要な場合には、ミーティングの目的を真に達成できるように、チームに準備時間を与えるようにしましょう。

7. 職場内にコミュニティを構築する

職場の人間関係を強化すると、コラボレーションや社員エンゲージメントに大いに役立つ可能性があります。チームの絆を深める機会を設けましょう。例えば、オンラインでチーム構築の演習を実施したり、共用のゲームスペースを設置したり、スタッフイベントを定期的に開催するといったことが考えられます。

8. 適切なコミュニケーションツールを使用する

ハイブリッドワークが普及していく中、専門の異なるメンバーで構成されるチームは、オンラインツールを導入してメンバーに常に最新情報を提供し、チームスピリットを育み、会話を促進する必要があります。

Gartnerによると、2021年までの調査でも、調査対象となった労働者の80%が仕事でコラボレーションツールを使用していました。一方、Kinseyの調査によると、チーム内のコミュニケーションの手段としてインスタントメッセージ機能のあるプラットフォームなどのソーシャルテクノロジーを利用している企業では、20~25%生産性が向上する可能性があることがわかっています。

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