動画シリーズの第5回目では、職場のジェンダーの多様性に投資することが、あらゆる人にどのような成果をもたらすのかを探ります。
社員の要望や意識は変化しており、Y世代は職場でさらなる多様性を求めています。これは雇用主にとって良いことなのでしょうか?もちろんです。
女性のリーダーおよび起業家として道を切り開いている2人のCEOのインタビューを見て、その理由を見つけましょう。
Y世代は多様性と機会均等が尊重される環境に育ちました。積極的に発言するこの世代の人たちは、職場での多様性と包摂性の向上を新たに求める気運を先導し、会社への要望を明らかにしています。
変化する要望
Lu Li氏は女性起業家向けのインキュベーションプラットフォーム、Blooming FoundersのCEOです。働き方の未来にY世代が期待することは他の世代と大きく異なっているとLu氏は考えています。
「Y世代は偏見が少なく、よりインクルーシブな考え方をしています」とLu氏は言います。「Y世代の女性にはそのような特徴が見られると思います。職場もそのような考え方に備える必要があるでしょう」
Y世代の女性の86%が、ジェンダーの多様性に関する企業の実績は就職先を決める際に左右する要因だと考えています。
Y世代の女性の86%が、ジェンダーの多様性に関する企業の実績は就職先を決める際に左右する要因だと考えています
職場の包摂性を促進する動きの中で、この世代は存在感を増しており、ビジネスもこの点に注意を払い始めています。
ビジネスへのメリット
Lynn Branigan氏は、このような認識の変化は不可避だと考えています。マーケティングとメディアのあらゆるレベルで女性が活躍できるようにサポートするShe Runs ItのCEOであるLynn氏は、このような認識が最終的な成果にも表れると確信しています。
「職場で素晴らしい連携をしている女性と男性の間には顕著な違いがあります」とLynn氏は言います。
このような違いこそ、職場の多様性から利益を得ようとするビジネスにとっての鍵となります。
「女性がリーダーの役割を務めると、組織がより協力的になります。女性たちはクリエイティビティに優れ、より社会的責任を担う企業をリードします。どのような最終結果になるかは明らかです」
誰もが力を発揮できるようにする新しいツール
職場の新しいコラボレーションツールは、これからも平等を推し進める素晴らしい役割を果たします。あらゆる分断をまたいでシームレスなチームワークを可能にするツールもあれば、経営陣から現場の社員、フロントライン社員からバックエンド社員まで、組織全体を一体化して透明性のあるコミュニケーションを実現するプラットフォームもあります。
あらゆる年齢、性別、性質の人々が力を合わせて力を発揮できる、そんな職場でのつながりの新時代が始まっています。