Virgin AtlanticのCIOを務めるDon Langford氏が語る、Workplace、自動化、そしてチームワークの改善

この連載中のシリーズでは、さまざまなCIOがWorkplaceを実際にどう活用しているのか、またビジネスへのインパクトをどのように測定しているのかを見ていきます。今回は、Virgin AtlanticのDon Langford氏から、迅速な導入、使いやすさ、新しい連携機能の開発について伺います。

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分
don langford - Workplace from Meta

Virgin Atlanticのようにテクノロジーと真剣に向き合っている企業は、決して多くありません。イギリスを代表するブランドである同社は、20年前に航空会社として世界で初めて座席モニターを導入しました。最近では、ウェアラブル端末の試験導入、全便でのWi-Fi提供などで、業界をリードしています。

こうしたハードウェアの責任者が、Virgin AtlanticおよびVirgin Holidaysのテクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるDon Langford氏です。しかし、ハードウェアがすべてではありません。

1万人に参加してもらうためにWorkplaceを採用

1万人に参加してもらうためにWorkplaceを採用

Virgin AtlanticとVirgin Holidaysには約1万人の従業員がいます。操縦士や客室乗務員として機上で働く人もいれば、格納庫、チェックインカウンター、屋外の滑走路で働く人もいますが、その大部分は移動しながら仕事をしており、文字どおりモバイルワーカーです。

Workplaceは予想どおり、Yammerよりも要件に合っていた

Workplaceは予想どおり、Yammerよりも要件に合っていた

Langford氏の仕事は、この従業員たちをつなぎ、積極的に関与してもらい、アイデア、ニュース、情報がさまざまなチームや部署を自由に行き交うようにすることです。しかし、口で言うほど簡単ではありません。Langford氏は、「私たちはYammerを使用していましたが、その普及率は期待とは程遠いものでした。Workplaceは予想どおり、Yammerよりも要件に合っていました」と述べています。

Workplaceに魅力を感じたきっかけは単純なことです。Langford氏は、「従業員の多くがFacebookユーザーなので、インターフェイスを見たときに、これは移行が簡単だろうと思いました。その予想どおり、従業員たちは短期間でWorkplaceに慣れました」と振り返ります。

今までなかったコミュニケーションチャネルをいくつも新設

今までなかったコミュニケーションチャネルをいくつも新設

実際に、初期調査から全体導入まで合計で4か月という、驚異的な速さのプロジェクトでした。現在の状況については、「普及率は80%を超えています。今までなかったコミュニケーションチャネルをいくつも新設しました」とのことです。

Workplaceを使ったコラボレーションと業務の遂行

Workplaceを使ったコラボレーションと業務の遂行

しかしながら、Virgin AtlanticにおけるWorkplaceの影響は徐々に大きくなり、今では、単なるコミュニケーション手段としての役割を遥かに超えています。「質問をしたり、情報を送ったりする際の手間が減ります」と語るのはDon Langford氏。その例として、「私は毎週、短時間のITミーティングを行いますが、それを誰かがiPadで撮影し、数分後にはWorkplaceに投稿しています」という事例を挙げてくれました。

Workplaceを使用することで、質問をしたり、情報を送ったりする際のハードルが下がる

Workplaceを使用することで、質問をしたり、情報を送ったりする際のハードルが下がる

「以前ならありえないことですが、非常に多くの従業員が24時間以内に観てくれます。全社的に見ると数倍に及ぶでしょう。これは私たちの取り組みを大いに加速してくれました」

Workplaceは、従業員の見方と関わり方も変えました。「休暇の旅行中に当社従業員の1人に言葉をかけ、従業員全員がアクセスできる全社グループの1つにセルフィーを投稿しました。私が使った時間はわずかですが、以前ならありえないほど大勢の従業員に彼女の顔を見てもらい、彼女の仕事を知ってもらうことができました」

Workplaceを利用した作業の自動化とボット開発

Workplaceを利用した作業の自動化とボット開発

Virginは今、デジタルジャーニーの次のステップとして、これまでの日常的なプロセスを自動チャットボットに置き換えるために、新しい連携機能の開発を始めています。第1弾であるLoad Checkerは、スタンバイ席に空きがあるフライトを簡単に見つけるためのボットです。スタッフが福利厚生の旅行を利用する際に活用されています。

Langford氏は、「スマートフォンを取り出し、Load Checkerボットを開けば、明日のボストン行きに何席残っているか分かります。ほかの航空会社の方々も、これは気に入るでしょう。あれだけのデータがストレスなく手元に届くのは、すばらしいことです」と述べています。

「Workplaceの利用促進にも役立ちました。Load Checkerの導入後すぐに、Workplaceの普及率は約5ポイント向上しています。私たちにとって連携機能は新しいことを試せる優れた手段です」

Workplaceの連携機能は新しいことを試せる優れた手段

Workplaceの連携機能は新しいことを試せる優れた手段

Langford氏は20年以上にわたり航空業界に携わってきました。しかし、テクノロジーの責任者として自分が成功したのは専門知識がなかったからだと語り、「私はカスタマーサービスからテクノロジー部門に移ってきたのですが、それが役立ちました。ビジネスパートナーが何を望み、組織が何を求めているか理解できたから、とてもうまくいったのです」と述べています。

このような認識を持つLangford氏は、自分と同じCIOの皆さまに向けて、Workplaceについてこう語ります。「Workplaceは2つの効果を発揮します。コミュニケーションと積極的関与を促す効果があり、従業員がリモートまたは分散している場合は特に有効です。従業員全員がすでに使い方を知っているはずですし、積極的に使用している人たちもいるでしょう」

コミュニケーションと積極的関与を促す効果があり、従業員がリモートまたは分散している場合は特に有効

コミュニケーションと積極的関与を促す効果があり、従業員がリモートまたは分散している場合は特に有効

「また、連携機能によって軽量なアプリケーションをいくつも作れるので、ビジネスの多くの課題に対処できます。カスタマーサービスや運用など、さまざまな目的に使用でき、従業員はすぐに慣れ親しんでくれるでしょう」

Langford氏自身にも大きな影響があったと言います。「私自身も従業員の1人として、これまで交流のなかった人たちと関わりを持つことができました。今まで見えていなかった多くの活動を知り、今まで接点のなかった人たちとつながりを持つことができています。これはすばらしいことです」

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