Workplaceを活用して社員のつながりやコラボレーションの進め方を一変させたDhipaya Insuranceの事例

Dhipayaは急成長を遂げたことで社員の分散が急激に進み、その結果コミュニケーション、共同作業、社員エンゲージメントの各領域で課題が山積していました。ここでは、そのような課題のうち5つを取り上げ、その解決に向けて、Workplaceをどのように活用したのかをご紹介します。

ビジネスコミュニケーション | 所要時間: 10分

Dhipaya Insuranceの設立は1951年で、タイ国内に30以上の支店を持ち、国内トップクラスの保険会社と言われています。同社の本社はバンコクにあり、現在の社員数は1,300人を超えています。Workplaceの全社への導入はわずか4週間足らずで完了しましたが、これにより社内の仕事の進め方は一変しました。その要点は以下のとおりです。

Workplaceで業務を簡素化

オフィス勤務再開の周知からハイブリッドワークの導入まで、Workplaceは業務を簡素化します。

課題: 従業員の拠点が分散し続けている上にモバイルワークフォースも増加しているため、そうした従業員向けのトレーニングを実施する費用がかさむようになりました。

解決策: Workplaceではライブ動画が使えるので、いつでもどこでもトレーニングの実施や受講が可能です。

DhipayaではWorkplaceの導入以来、トレーニングの提供方法と効果に変革が起こりました。各部署が実施するトレーニングは、バンコクとタイ全土で働くDhipayaの全社員向けにライブ動画で配信されるようになりました。これにより全社員が、各自の都合の良い場所やタイミングで、いつでも質の高いトレーニングを受けられます。

Workplaceの導入で、ライブ動画に対応したプラットフォームを社員に提供できるようになり、社員向けのトレーニングをバーチャルで実施した結果、トレーニングの質を落とすことなく、95%のコスト削減を達成しました。

Workplaceの導入で、ライブ動画に対応したプラットフォームを社員に提供できるようになり、社員向けのトレーニングをバーチャルで実施した結果、トレーニングの質を落とすことなく、95%のコスト削減を達成しました。

各動画の下にあるコメント欄には、クラウドソーシングを利用した追加のよくある質問と質疑応答が掲載されており、視聴者同士がトレーニングのトピックについて簡単に意見を交換できるようになっています。Dhipayaではトレーニングセッションを録画し、当該のWorkplaceグループに投稿しています。これを将来、いつでも簡単にアクセスできるリソースとして活用できるので、発展途上にあるDhipayaチームにとっては、継続的な学習と能力開発に役立ちます。

Workplaceの導入で、ライブ動画に対応したプラットフォームを社員に提供できるようになり、社員向けのトレーニングをバーチャルで実施した結果、トレーニングの質を落とすことなく、95%のコスト削減を達成しました。

“Workplaceは誰にとっても優れたコミュニケーションチャネルなので、社員はクリエイティブで斬新なアイデアを出すようになりました。組織全体の雰囲気も良くなっています。”

課題: シャドーITの利用は広がる一方で、1つのリスクとなっていました。

解決策: Workplaceは、コミュニケーションとコラボレーションを実現する安全なプラットフォームとなります。

DhipayaにおいてのWorkplaceは、全社員がコミュニケーションとコラボレーションを安全に進めるためのプラットフォームとなっています。各チームはグループを使用してドキュメントを共有し、チーム内のメンバー同士で互いにつながることができます。また、Workplaceチャットを使ってインスタントメッセージ、電話、高解像度のビデオ通話を行うことができます。

Live video in a Workplace group

Workplaceグループ上のライブ動画

DhipayaはWorkplaceを導入することで、個人が一般的に利用しているメッセージツールの代わりに、コミュニケーションとコラボレーションの両方を安全に実施できる、単一のプラットフォームを従業員に提供することができました。重要な点として、WorkplaceはDhipayaのセキュリティとコンプライアンスの要件を満たしています。WorkplaceはISO 27001およびISO 27018の認証を取得していて、管理者と人事部門の社員にとっては、データの管理、アクセス権のコントロール、データの安全性維持に有効なツールとなっています。

課題: 社員エンゲージメントの測定ツールが存在しません。

解決策: Workplaceの導入により、すべての拠点で社員エンゲージメントが推進され、Dhipayaのカルチャーの形成が加速します。

Dhipayaは現在、社員エンゲージメントのトラッキングと測定にWorkplaceを活用しています。各チームはグループを利用して、進捗状況を報告したり日常業務でのコラボレーションを進めたりしています。また、グループインサイトの詳細なダッシュボードを通じて、Dhipayaの経営陣にエンゲージメントのデータを提供しています。

そして、非常に素晴らしい結果が出ました。Dhipayaは、Workplaceの導入とエンゲージメントについて、目標の90%を超えました。また、導入当初の3か月間に、タイ国内各地のDhipayaのスタッフは400件近い投稿、約2,000件のコメント、10,000件以上のリアクションを共有しました。この事実から、Workplaceは使いやすいツールであることと、ビジネス全体のチームワークの強化につながっていることが明確になりました。

課題: 各地に分散している拠点で働く社員とのつながりを築くのは困難です。

解決策: Workplaceのツールを利用することで、Dhipayaの経営陣と全社員との間のつながりを築くことができます。

Dhipayaの経営陣はビジネス全体に対して会社のビジョン、ミッション、目標を伝達する際に、Workplaceを活用しています。Dhipayaでは、管理職の毎週のエンゲージメントが95%に達しており、Workplaceを導入したことで仕事の進め方が刷新されました。

Watching a Live video broadcast on mobile

ライブ動画をモバイルで視聴

リーダーもマネージャも、グループ、投稿、ライブ動画、コメントを駆使して、全員との双方向のやり取りやフィードバックを行っています。コミュニケーションチャネルが一方通行で十分だった時代は終わりました。

課題: 全社的なプラットフォームを新たに展開するのは難しいと思っていました。

解決策: DhipayaではWorkplaceパートナーのサービスを利用することで、そんな不安を払拭できました。

Workplaceの導入を確実に成功させるため、DhipayaはWorkplaceパートナーGoPomeloを採用し、協力を求めましたGoPomeloはWorkplaceチームと連携し、4週間以内に全社展開を開始するという導入計画を立てました。

GoPomeloは、IDサービスの連携やSSO(シングルサインオン)に関するコンサルティングとトレーニング、リーダー向けのコンサルティングに加えて変更管理を提供し、これには影響分析、コミュニケーション、トレーニング、ラボの変革が含まれていました。

Workplaceの今後の展開

Dhipayaは現在、Workplace利用者を100%にする取り組みを進めているところです。全社員がWorkplaceの使用を継続することでつながりを強化し、コミュニケーションを取り、仕事の効率を高めているとの報告が届く日をMetaは楽しみにしています。

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