社員の結束が固い企業はCEOが社員を鼓舞し、より良いビジネスに向かって一致団結して進む

社員の結束が固い企業はCEOが社員を鼓舞し、より良いビジネスに向かって一致団結して進む

社員の結束が固い企業では、社員同士の距離が近く、チームワークがスムーズで、企業文化がより強固です。CEOが社内の従業員全員の連帯を考える場合、それによって達成するビジネス上の具体的な成果を想定します。WWのCEOであるMindy Grossman氏にとっては、社内の従業員同士のつながりを強化したことが、業績に変革をもたらす上での最初の一歩となりました。

Workplaceを使って業務を簡素化

オフィス勤務再開の周知からハイブリッドワークの導入まで、Workplaceは業務を簡素化します。

Grossman氏は、「文化とコミュニティがビジネスの成果を促進します。社内につながりがない場合、成果は達成されません。社内と社外の両方でコミュニティを築く必要があります」と述べています。

そのため、つながりを生み出すことは、テクノロジー以上に重要です。「未来のブランドは、テクノロジーを活用することに加えて、テクノロジーと意味を結び付けて、人々がより良いつながりを持って生活できるようにする必要があります」とGrossman氏は語っています。そうすれば、社員にも組織にもメリットがもたらされます。

社員の結束が固い企業では、HRリーダーがフロントラインワーカー同士のつながりを構築し、定着率を向上させる

社員の結束が固い企業では、HRリーダーがフロントラインワーカー同士のつながりを構築し、定着率を向上させる

ニュージーランドを拠点とする企業、The Warehouse Groupで人材戦略およびパフォーマンス担当バイスプレジデントを務めるAlexis Trigo氏は、フロントラインと本社との間に双方向の対話チャネルを設けることにより、つながりが強化されるという重要なメリットがもたらされると考えています。

Trigo氏は、「従業員が会社のオフィスに戻ってくるように、私たちは会社の方針を変更しました。顧客とやり取りしているのは従業員なのです。従業員のインサイトにより、リソースをさらに効率的に活用して、需要のあるものを顧客に提供できるようになります」と語っています。

この双方向のつながりは、従業員のエンゲージメントに不可欠です。さらには、そのつながりにより、従業員の間でポジティブなセンチメントを高められるため、HRリーダーは定着率を改善できます。「多様性があるところに人は集まるのです」とTrigo氏は指摘しています。

「有能な人材のために、そのエコシステムをどのように構築するかが鍵になります。周りとのつながりを感じている社員は、従業員が組織とどのように関わるかについての選択肢を提供していることになります」

Warehouse Groupで定着率を改善する方法に関する人材戦略を担当しているバイスプレジデント

社員の結束が固い企業では、コミュニケーション担当者が文化を築き、社員に発言の機会を与える

社員の結束が固い企業では、コミュニケーション担当者が文化を築き、社員に発言の機会を与える

コミュニケーションリーダーがアイデアを共有するためのプラットフォームを社員に提供すれば、その成果を手にすることができます。Booking.comの社内コミュニケーション担当ディレクターのAshley Bellview氏は、「アイデアは少数の社員ではなく、大勢の社員で共有するべきものです。社員の結束の固い企業がその団結力を利用するには、グループからアイデアを生み出す方法を見つける必要があります」と語っています。

社員をつなぐコミュニケーションプラットフォームを使用すれば、社員同士の距離がおのずと近くなり、チーム内のコラボレーションがスムーズになるほか、より強固な企業文化が構築されます。

その文化はゼロから構築される場合もありますが、プラットフォームに携わっているリーダーがトップダウンで醸成することもできます。そうするには、アプローチの仕方を変える必要があります。Petcoの社内コミュニケーション担当ディレクターであるDaniel Sundin氏は、「言葉は、真正性ほど重要ではありません。心を込めて話せば、社員はその言葉を聞きたいと思うでしょう」と述べています。

Daniel Sundin氏の動画

社員の結束が固い企業では、ITリーダーが社員に情報を必要なときに渡す

社員の結束が固い企業では、ITリーダーが社員に情報を必要なときに渡す

ITチームはコラボレーションと知識共有をスピードアップすることで、社員が強いつながりを維持している企業の進化を加速させることができます。

AstraZenecaの新興テクノロジー責任者であるPaul Jones氏は、職場へのテクノロジーの導入を長い間阻んでいる障壁を克服するためのツールを、IT部門のリーダーが探すべきだと考えています。

「デプロイが最小限の工数で簡単にできるし、そのテクノロジーの使い方に関して、社員向けにトレーニングを実施しなくても大抵はすぐに使い始められるというアイデアが気に入りました」とJones氏は述べています。そうすれば、社員全員が仕事に集中できます。Jones氏は、「当社のイントラネットから共有されるコンテンツが35%増加しました。つまり、適切な社員が適切な対話を通常の場合よりもはるかに速く行えるようになりました」と語っています。

AstraZenecaの動画

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