組織全体にWorkplaceを導入する準備ができているとします。経営陣はゴーサインを出しています。IT部門も参加しています。社内コミュニケーションチームが導入計画を作成しています。オペレーションチームは、さらに多くの成果達成を実現するツールをフロントラインワーカーに提供したいと切望しています。またHRは、従業員エンゲージメントを向上させることに熱心です。

「Workplaceを正しく導入するには、いくつかのハウツーガイドや招待メールのほかにも必要なものがあります」

「Workplaceを正しく導入するには、いくつかのハウツーガイドや招待メールのほかにも必要なものがあります」

導入を大成功させるにはどうすればよいでしょうか?

「Workplaceを正しく導入するには、いくつかのハウツーガイドや招待メール以外のものも活用して、期待する普及率とビジネス上の価値を達成する必要があります」とTalk Social to MeのCEOであるCarrie Basham Young氏は述べています。

何かほかのもの、つまりCWO (最高Workplace責任者)が必要です。

CWOを招き入れる

CWOを招き入れる

CWO (最高Workplace責任者)の役割は、会社でWorkplaceの導入を成功させるうえで重要です。実装の過程で従業員とリーダー層の両方を導く部門横断チームを監督します。

CWOは影響力のある何でも屋です。CWOには、ビジネス、テクノロジー、エンゲージメント、戦略などに関するさまざまなスキルが求められます。

「CWOは、Workplaceが組織にもたらす変革の背後に存在する戦略家です」

「CWOは、Workplaceが組織にもたらす変革の背後に存在する戦略家です」

あるときには、CWOは、経営陣と従業員の隔たりを埋めること関してCEOと方策について話し合います。別の機会には、戦略的なエンゲージメントキャンペーンのためのコンテンツを作成します。

CWOは、支援、トレーニング、戦略に対して責任があるほか、標準的な従業員がWorkplaceを使用して業務を行うためのスキルをコーチングするコミュニティマネージャを監督する任務を負っているリーダーであり、実践者です。

「最終的には、CWOは、Workplace by Facebookがすべてのユーザーと会社全体に価値をもたらすことができるようにする必要があります。「CWOは、Workplaceが組織にもたらす変革の背後に存在する戦略家です」とBasham Young氏は語っています。

CWOが必要な理由

CWOが必要な理由

  • フルタイムのWorkplace管理責任者を雇用することは、コミュニティ戦略を持つことと強く相関しているため、より強固なビジネス価値が得られるようになります。
  • Workplaceなど、最も成功している従業員コミュニティでは、フルタイムのコミュニティマネージャを雇用しています(通常はCWOの監督の下で)。
  • 「Fortune 100」にリストされたある健康関連企業のチームはTalk Social to Me(暫定CWOとしてサービスを提供)からコーチングを受け、コーチングを受けていない企業と比較して42%高いアクティビティとエンゲージメント率を達成しました。

CWOは、Workplaceのビジネス効果を促進する触媒となるリーダーです。

CWOの職務説明の例については、WorkplaceパートナーであるTalk Social to Meのサイトをご覧ください。

CWOの職務説明の例については、WorkplaceパートナーであるTalk Social to Meのサイトをご覧ください。

CWOを雇用する際の注意事項

CWOを雇用する際の注意事項

CWOの仕事を下級社員に割り当てない
エントリーレベルのHRまたはコミュニケーションアソシエイトの職務説明に「Workplaceの管理」という言葉を追加しないようにしましょう。CWOはオーディエンスや経営陣に対してWorkplaceの「顔」として振る舞うため、信頼性とソーシャルキャピタルが重要になります。

CWOは、社内の実力者を把握し、組織のかじ取りをする方法を知っている必要があります。

テクニカルプロジェクトマネージャーやITシステム管理者をCWOに任命しない
これらのマネージャーや管理者は導入およびサポートチームで重要な役割を果たしますが、CWOの役割には、ビジネスにより大きな重点を置いた経歴と技術的知識を兼ね備えた人物が最適です。

多くの仕事を抱える経営幹部を候補者として検討しない
社外コミュニケーション戦略など、多くの業務に忙殺されている経営幹部はCWOに適していません。

経営幹部は、このプロジェクトに長期にわたって取り組む時間がないか、ネットワークの「多忙な」仕事のために1日に何時間も費やすことができません。

社内から採用する
CWOは、Workplaceの顧客のオープンな会社間グループや業界のその他の学習機会に関与します。したがって、社内の文化や基準に精通している信頼できる同僚をCWOの役割に昇格させると、会社の強みになります。

パフォーマンスが高いマネージャを候補者として検討してみる
5~10年のビジネス経験があり、SVPまたは経営陣レベルの後援者の監督下にある人物が最適です。この人物は、IT、HR、コミュニケーション部門に属するその他の従業員から正式なサポートを受ける必要があります。

十分なつながりを持ち、経営陣レベルの後援者に話を聞いてもらえる誰かを採用することは大きなメリットになります。

外部の専門家を候補者として検討してみる もう1つの選択肢は、エンタープライズソーシャルネットワークコミュニティに関与している、行動を起こす準備ができている経験豊富なディレクター/戦略家を見つけることです。これらの専門家は障害を予測することができ、企業が直面しているいくつかの課題に対するソリューションをすでに持っています。

この場合、Workplaceの導入に要する3~6か月の準備期間を省ける可能性があります。

では、CWOをどこで見つければよいのでしょうか?

では、CWOをどこで見つければよいのでしょうか?

人員を増やす余地がない場合、Workplaceのパートナーを暫定CWOに任命すると、組織にとって好都合です。

Workplaceは、CWOの専門知識を持ち、組織にCWOを組み込むことができるパートナーと連携する

Workplaceは、CWOの専門知識を持ち、組織にCWOを組み込むことができるパートナーと連携する

Workplaceは、CWOの専門知識を持ち、Workplaceネットワーク内に専任の暫定CWOをコミュニティの主要な「顔」として、または関係者には見えない「守護天使」として組み込むことができるパートナーと連携します。

これらのパートナーは、3~6か月の間にWorkplaceを正常にロールアウトするために必要なスキルをチームが学ぶことをサポートします。

「すべての人に席を提供できるCWOを雇用することが重要です」

「すべての人に席を提供できるCWOを雇用することが重要です」

CWOの役割を果たす人物を探すために採用したアプローチに関係なく、IT、コミュニケーション、HRの各部門の誰もが席を持てるようにするCWOを採用する必要があります。

公平なパートナーシップは最善の結果を生み出すほか、「組み合わせて効果を上げる」働き方を始めるうえで極めて重要です。

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