Flow 2018セッションスポットライト: シェリル・サンドバーグ主催「つながりのある組織の構築」
Flowまであと1週間を切りましたので、今回はイベントのクロージングパネルセッションをご紹介します。FacebookのCOOであるSheryl Sandbergが主催する「つながりのある組織の構築」です。


人は、ビジネスとのつながりを感じることで、より良い仕事ができるようになります。その一方で、ビジネスは人とのつながりを築くことで、より良い仕事ができることも事実です。
このことがなぜ重視されるのでしょう?なぜなら、優れたカスタマーエクスペリエンスは、より良く、より賢く、より速く、共に働く力を与えられた、つながりのある従業員によって、組織の内部から生まれるからです。
優れたカスタマーエクスペリエンスは組織の内部から生まれる
実際、職場環境が良好な企業はそうでない企業と比べて、顧客満足度が2.5倍高く、生産性が30%高いそうです。
つながりのある組織の構築パネルでは、専門家チームを編成し、「つながりのある組織」とは何かを議論し、専門家が人と人とのつながりを最優先させる理由を探ります。
ここでは、よりつながりの強いコミュニティの構築と、それが人々にもたらす価値について、さまざまな角度から見ていきます。

本セッションのホストであるSheryl Sandbergは、FacebookのCOOとして、10年以上にわたって人を中心としたグローバルネットワークをリードしてきた経験を有しています。テック業界で最も影響力のあるエグゼクティブの1人であるSherylは、透明でつながりのある職場をサポートし、統括しています。

Joanne Smithは、Delta Air Linesの上級副社長兼チーフヒューマンリソースオフィサーです。8万人を超える従業員と積極的に関わるという航空会社独自の文化を守り、人材管理、能力開発などを統括しています。

United Way最高技術責任者であるJohn Taylorは、クリエイティブな思考をする人です。イニシアティブ開発における確かな能力で、組織の成功に役立つソリューションや新しいアプローチを可能にします。
Johnは、ハリケーンカトリーナの避難者8,000人に対するUnited Wayの救援活動の調整を主導しました。
Flowでは、パネリストが口先だけの戦略ではなく、実践的な戦略について議論します。つながりのある組織の構築には明確な報酬があるばかりでなく、進化のない組織には明確なリスクがあります。
透明性が新しい常識となった今、社員こそがブランド
お客様の期待は高まっています。かつて組織は、外側にブランドが描かれた黒い箱だったのが、今ではガラスの箱になっているのです。
外部の人間は、プロセス、価値観、行動など、すべてが見えることを期待します。社員は、このような新しい期待に応えるために、互いにつながり、協力し合うためのツールを利用できることを期待しています。
透明性が新しい常識となった今、社員こそがブランドなのです。そして、つながりが深まれば深まるほど、社員の満足度は増します。
つながりが深まれば深まるほど、社員の満足度は増す
だからこそ「つながりのある組織」づくりは、人事部だけの問題ではないのです。それは、人材、テクノロジー、オペレーション戦略を取り込んだ経営幹部のための全面的な取り組みです。

Flowとは
Flowは、2018年10月9日(火)にカリフォルニア州メンロパークのHotel Niaで開催される、当社のグローバルリーダーシップサミットです。
Walmart、Vodafone、Box、Oktaなどのお客様やベストパートナーとともに、企業が人々を組織の目的と結びつけ、人々の真の可能性を引き出し、最高の仕事をする力を与える方法について議論します。
また、先見性のあるSaaS創業者や次世代ITリーダーから、企業の未来について話を聞くことができます。

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